エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

アオゲラ幼鳥

2021-06-23 | 日々の生活

昨日のこと。朝7時、自然教室へ出発の際、庭にアオゲラの幼鳥が止まった。

今朝はずっと鳥の声がしていたが、親鳥が子を探していたのだろうか。

何枚か撮影すると、林の方へ飛び去った。その時はそれで終わり。

  

夕方、近所のHさんから、鳥を保護していると連絡。アオゲラの幼鳥だった。

 

事情を聴くと昨夜から庭のもみじで鳴いていたが、朝、木から降りて歩いていたと。

朝わが家で見かけた時間には保護していた。とすると、兄弟だなと直感した。

おそらく、わが家の前の神社の森で生まれたものと思われた。

段ボールに入れられたアオゲラけがの様子はないが、瀕死状態だった。

林に近く、より環境の良さそうなわが家で様子を見た。           

早速,、野鳥の会のHayaさんに来てもらうことにした。

幼鳥であること、いろいろ理由があるが落鳥が多いこと、

そして、日本野鳥の会では「ヒナを拾わないで!!」キャンペーンを行っていることを聞いた。

数時間で目を閉じ動かなくなった。土を掘り、丁寧に埋めて手を合わせた。

鳥の状態もあるだろうが、かわいそうで何とか助けられないかの気持ちは人情だが、我慢したい。

そのまま放っておくことが基本だろう。

しばらく前までは、我が家の庭の桐の大木にでキツツキのつつく音が聞こえていた。

アオゲラ、アカゲラを撮ったこともあったが、最近は、コゲラ以外は見かけなくなった。

最近、野鳥は元気なのだろうか。よく来ていたヒヨドリも少なくなった印象だ。

そういえば、数日前、庭で初めてキビタキらしき鳥を見た。鮮やかな黄色、橙色に、間違いないと思う。

いつまでも、鳥の声が聞こえる庭であってほしい。

 


土手のヒメシロチョウ

2021-06-23 | 自然観察

H小学校の蓋沼自然公園での「自然観察」が突然中止になった。

7時には出発し、午前8時にはスタッフ全員がそろった。事前打つ合わせを終え、遊歩道の下見を済ませ児童たちのバス到着を待っていた。

仕方ない。学校側で突発的な事情があったようだ。

準備した花炭制作の材料を物置に戻し、しばらくぶりのお茶会で談笑。

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以下は下見で撮った写真

シナノキ ホタルブクロ咲く

 ウラギンヒョウモン産卵中

こちらはクモガタヒョウモン。日向ぼっこ。

   

途中で、立派な新しいクマのふんを見つけた。丸い一粒は、桜の実のようだった。

それ前に道路沿いのウワミズザクラに、クマの痕跡を見つけた。

 

どくだみの花びら【 】

普通4枚  5枚3枚(一枚がまだ開かず)

ヤマボウシ満開 ピンクもあるのか?  

  

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帰路、土手のヒメシロチョウの様子を見に寄った。

絶滅を心配していたヒメシロチョウ夏型が発生した。

わずか2~3頭だが、モンシロチョウかと思わせるほど元気に飛び回っていた。

産卵する姿も見ることができた。まずは一安心だが、期待できない。

嬉しかったが、これからを思うと切ない思いだ。

春型の数は極端に少なく、5月に一斉除草もあった。どれくらい発生するかを見守りたい。

ここで立ち止まり、河川事務所に協力してもらい、除草の在り方を検討したい。

  

  

 

数年前から刈り残してもらった土手のウマノスズクサ。ジャコウアゲハ3令か。

土手の「啓蒙看板」また作らなければ。

 

 クララに産卵

今日も、いのちの営みに感動の一日だった。            (2021.6.22)