未明、午前2時25分地震で目が覚めた。すぐにラジオのスイッチを入れると、緊急地震速報のメロディだ。高萩市で震度5弱だった。相変わらず毎日、何度も地震速報が入る。
今朝は春の雪降りだ。庭に出ると、それほど寒さは感じない。
きのうの冷たい雨よりも、気温は低いだろうが、何となく温かい感じがした。
重たい雪に、黒竹が撓って倒れていた。杉の花芽も色づいて膨らみ、飛散も間近だ。
BSが映らず、脚立を欠けてアンテナの春の雪を払った。
数日前、4月の市内一斉清掃に伴い、町内の側溝を中心に放射線量を測定した。
毎年春に、各地区ごとに町内の側溝、道路の土砂等を回収する行事だ。
市から貸与された測定器で、地区内各所の側溝で、底から1cm,50cm,1mを測 定した。
丁度寒い日で、手が凍えた。孫にノートに記録を付けて貰いながら約2時間、2日間にわたって20カ所を測定した。
町内で計測した放射線量は0.16μSv/h~0.28μSv/h の範囲だった。
特別問題となるような高い値はなかったので、予定通り時実施できそうだ。
データを整理しながら、いろいろ考えさせられた。疑問も湧いた。この値は健康には影響ないのだろうか。
国の被曝量の基準は,年間1mSvをこえてはいけないことになっているようだ。これはICRP(国際放射線防護委員会)の勧告を準拠にしている。
計算してみた。
0.16μSv/h → 0.16×24×365=約1.40mSv
0.28μSv/h → 0.28×24×365=約2.45mSv
なんと年間1mSvを超えているではないか。原発事故で飛散した人工的な放射線量による値と考えて良いのだろう。怖い話だ。
我々は常に放射線を浴びている。調べてみると、ちなみにその自然放射線による被曝線量は、地域によって差はあるが世界平均で、1人が年間に受ける値は2.4mSv(ミリシーベルト)だという。
また、人工放射線量は胃のX線検診で0.6mSv、胸部X線スキャンでは6.9mSvだ。してみれば、私の8年前の入院で受けたCT,MRIなどの検査はゆうに10回を超えている。かなりの被曝量だったのだ。癌を治すために、癌がふえるリスクをしょったのかも知れない。いずれにしても、低い被曝線量の健康へ及ぼす影響はよくわかっていないらしい。
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