エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

常夏のハワイ

2010-02-21 | 旅行
  雪の降る寒い朝、いわきのスパリゾートハワイアンズへ行った。

   【雪に観音様が霞む】

 孫たちは、年が明ける前から楽しみにして待っていた。
 この寒い冬の時期は初めてなので、電話で聞いたら、室内は28度の設定で、夏と変わらないとのことだった。
 雪降りも猪苗代まで、郡山にはいると陽が出ていた。
 順調に走ったが、いわき湯本ICで出るのに、間違えていわき中央ICで出てしまった。 湯本温泉街を通って久しぶりのハワイアンズへ到着。走行1時間半であった。
 
 道路沿いにはシュロの並木が続き、梅も咲いていた。上着はいらない暖かさだった。
 この気候の違いはどうしても不公平だ。

    【梅香るいわき】

 館内は夏と同じ、裸でいても湿度が高いせいもあるのだろう、汗が流れるくらいだった。
孫たちは娘たちに任せ、温泉を巡った。大浴場や、青空の下で露天風呂にくつろいだ。
全体を大プールや流れるプール、そしてビーチシアターが見渡せる2階に陣取った。
 いつまでも水遊びに興ずる孫たちを、そして喧噪の世界を眼下に眺めながら、あまりに平和な状況にいる自分を意識した。
何か落ち着かなかった。
眼を閉じて、雪の家の庭での静かな生活の豊かさを思ったりした。
楽しかったが、疲れた、と言った印象であった。

   【流れるプールが大好き】

 帰路、折角いわきまで来たので、小名浜に出て魚を買って帰ることにした。
 環境水族館「アクワマリンふくしま」は時間的に無理だったが、その前の「いわきららミュウ」へ寄って土産を買った。
 4時半を回っていたが、浜の魚屋さんの威勢のいいかけ声が響いていた。
 小名浜港に水揚げされた新鮮な魚介類がいっぱい並び、見るだけで楽しい光景だった。
 お目当てのメヒカリの天日干し、干物のセット、スルメ一夜干しなどを求めた。

 走り出すと孫たちがすぐに寝息を立て始めた。高速道も猪苗代にさしかかると雪が舞っていた。
 ヘッドライトに雪が舞う自宅到着、7時半を回っていた。
 楽しかった思い出を話しながら遅い夕飯を済ませた。(2010.2.20)
  


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