【悠人くん 初正月の破魔弓】
いつもと同じ夜が明け、朝が始まった。でも新しい年の朝、不思議に気持ちが違った。
お屠蘇をいただき,お重をつついた。娘と孫たちと八幡さまへ参りした。
昼前には、家族全員が集まり新しい年が和やかに始まった。
お重:ゼンマイ、棒鱈
今年の抱負を確認した。
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生涯懶立身 騰々任天眞 (生涯身を立つるに懶く騰々として天眞に任す)
嚢中三升米 爐邊一束薪 (嚢中三升の米 爐邊一束の薪)
誰問迷悟跡 何知名利塵 (誰か問わん迷悟の跡 何ぞ知らん名利の塵)
夜雨草庵裡 雙脚等間伸 (夜雨草庵の裡 雙脚等間に伸ばす)
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次来韻 ( 来韻に次す)
頑愚信無比 (頑愚信に比無く)
草木以為隣 (草木を以って隣となす)
懶問迷悟岐 (問ふにものうし迷悟の岐)
自笑老朽身 (自ら笑う老朽の身)
□脛間渉水 (脛をかかげて間かに水を渉り)
携嚢行歩春 (嚢を携えて行く春に歩す)
聊可保此生 (聊かこの生を保つべし)
非敢厭世塵 (敢えて世塵を厭ふに非ず)
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いつも、残された日々がそれなりに意義を持つようにと、床に就くと一日をふり返ってきた。
無為に過ごした足早に過ぎ去る日々に焦りを感じることもしばしばだった。
そんなときには、良寛の漢詩を見つめて安寧を取り戻してきた。
新年あたり、今年も幾多の良寛の教えを信条に、日々を穏やかに過ごしていきたいと思っている。
おめでとうございます。
八重山諸島に冬はないんですね。
南国の珍しい虫たち見させて頂きました。
今年もよろしくお願いします。
元旦まで八重山諸島に出かけていたので、ご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした。
今年も会津の昆虫を中心にした「生物便り」よろしくお願いいたします。