エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ヒメシロチョウの産卵を見つめる

2020-08-07 | 自然観察

ばーちゃんを医者へ送りがてら、土手へ。

我が家のジャコウ、未だ卵もいっぱいある。大きいのは終令近く、ウマノスズクサを食い尽くす勢いだ。

未だたくさん葉の付いたウマノスズクサが枯れている。

もったいない話しだ。途中の茎を食いちぎる馬鹿者がいるのだ。

今日は、約10頭を土手に避難させた。

以前に移動させた幼虫も大きくなった。日当たりの加減か、多少赤っぽい。

土手の草も茂って、歩くとジャノメチョウやバッタ類が飛び跳ねる。

ジャノメチョウ♀  ショウリョウバッタモドキ 咲き始めたツルフジバカマ

モンシロチョウ♀ 

ベニシジミ ミヤマアカネ

ジャコウアゲハも ♀ キタキチョウ

チョウのように吸蜜に

わずか2~300mほどの土手に生息するヒメシロチョウ、今日は10頭ほどを見かけた。

あちこちで産卵していたが、この卵がどう成長するかが問題だ。

秋の草刈りの時期は、影響が一番少ない時期にお願いしたい。

以下、絶滅寸前の愛おしいヒメシロチョウを観察した。

   

  

 

  

      

土手はカラフルだが、花は  ヒメジョオン、ムラサキツメクサ、 コウゾリナくらい。

 チョウは、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ヒメアカタテハ、ジャコウアゲハ、ヒメシロチョウ、ジャノメチョウ

 トンボは、シオカラトンボ、ミヤマアカネ

ときどき、土手の3化の個体数を観察に行きたい。


成長したコバネアオイトトンボ

2020-08-06 | 自然観察

                       【大分成熟したコバネアオイトトンボ♂ 

若松で最高気温 35.3を記録した。

少々ばて気味だが、涼しいうちにと里山へ。 

   咲き出したオニユリにキアゲハ

池の周り、林道の日陰には相変わらずモノサシトンボが元気だ。

アマゴイは数が減り、♂は見られなかった。 

  ♀

                                                                  ♂か♀か?

カモ飛立つ  ヒルガオ

  チョウトンボ♂

アオイトトンボ♂ ♀も粉を吹く ♂     ♂  

  アマゴイルリトンボ♀  クロイトトンボ♂

 コバネアオイトトンボ♂ ♀?いずれも未だ赤みが  

 カノコガ  ウスバカゲロウ  かなり小さい クロヒカゲ シュレーゲル? ヤブキリ?  ヒグラシ? 命尽きていた

 


夏の暑さ  庭で

2020-08-05 | 日々の生活

少し弱った感じ、この暑さを押して出かける勇気がなかった。

何度か庭を巡る、その都度蚊に刺される。

ボタンクサギが豪華な花を開いた。

7/26 7/30

 7/30

しばらく居ついたホシミスジ、もう羽がボロボロだ。

分からなかったが、昨日居間の窓からホシミスジの蛹を発見した。早速撮りに行くが、既に空っぽ。

気づかずにいたから、どうも最近羽化した模様だ。数日前に見た個体かも知れない。

8月末に羽化の写真が残っている。この辺りは年3回の発生かも知れない。

  

ウドの花にアリが集まりクマバチがぶら下がっている。

 7/26

8/3 

精一杯に生きる虫、花                                       珍しく♂が オオシオカラトンボ

  アカハナカミキリ  クロアゲハ

***********************                                     

一心    

限りある命だから

蝉もこおろぎも

一心にないているのだ

花たちもあんなに

一心に咲いているのだ

わたしも

一心に生きねばならぬ

            (真民の詩)


お堀のトンボ  ヒメシロ3化

2020-08-04 | 自然観察

あわただしい1日だった。

午前中、すっかり駄目になった「チョウを守る」啓蒙の看板を設置に土手へ行く。

 乱舞 ♀は少ない

ついでながら、今日も我が家のジャコウアゲハ幼虫を移動させた。

土手には、3~4頭のヒメシロチョウが、産卵中だった。

 

いろいろ考えたが、3化の発生と思われる。

9月には除草がある。それまでに何とか蛹化までこぎ着けるか、

理想とすれば、2回目の除草を待っての産卵が望ましい。

わずか1時間ほどだが、汗びっしょりで帰宅。

      

     

ジャコウ飛来  

一息入れて、4時には孫達のスイミングの送りだ。

ばーちゃんは付きっきりの参観、その間に我が輩は、久々にお城へ。

お堀には、コフキトンボ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボが、珍しくウチワヤンマに出会う。

 

 

  

掘りの浅瀬にはアオサギだろうか。茶色いのはゴイサギの幼鳥か。

               

ごろごろ鳴って、涼しい風が吹いてきたが、雨に遭わずに良かった。

疲労困憊の歩きで、お城を廻った。 

 

 

ふと150年前の戊辰の役が巡った。


お中元廻り

2020-08-04 | 日々の生活

数日前に市内4ヶ所にお中元廻りを終えた。

小さい孫たちが夏休みに入ると、ジイもバアも動けなくなる。

日曜日に、最後の柳津へ、お線香を上げに。

帰りは、久しぶりに月見が丘でゆっくり温泉に浸かった。 

虚空蔵尊を望む高台 良寛像

Hちゃんが逝って4年目の夏だ。 ばーちゃんがお話し中、ひとり静かに庭を巡った。

クロアゲハホシミスジ

ハンゲショウコジャノメ 

 

  コキマダラセセリ 

   

静かに、静かに、時が流れる。


ジャノメチョウ乱舞

2020-08-02 | 自然観察

庭のジャコウアゲハ2~3齢約30頭を土手へ避難させた。庭は未だ卵も多数、先の食糧難を予想しての移動だ。

先日、許可を得て、チョウ保護のための土手の刈り残しの看板を設置したのが6/28だった。

7月は雨が多く、土手の訪問は久々だった。

雨対策をしたつもりだったが、看板はケースに雨が入って判読できない状態だった。すぐの取り替えたい。

  →     

前回疎開させたものだろうが、枝に蛹化準備の個体も見られた。

2令ほどの幼虫もいた。ひょっとしたら、行きずりのジャコウの産んだ個体かも知れない。

これまで花を付けることのなかったウマノスズクサガ咲いていた。

驚いたことにジャコウアゲハの雌も飛んでいるではないか。

ともかく、ここでジャコウアゲハが生息続けられる希望が見られ、とても嬉しかった。

花  前蛹体

 枝を食べられ枯れる

      

土手にはジャノメチョウがあちこちにせわしなく飛んでいる。

♂   ♀

  

ヒメシロチョウを頭見つけた。

早い夏型の発生は6月半ばに確認している。

羽化直後から産卵をはじめているから、これ第3化と考えても良いだろう。

 

 

コウリンタンポポ ミヤマアカネ

モンシロチョウ  ヤマトシジミ

  

 

 

 


空の色を楽しむ。

2020-08-02 | 日々の生活

1日の始まり。空の色を楽しむ。黒いシルエット、2F窓から秀峰磐梯を望む。

 4:17  4:20 麓に雲海

4:24   4:26 朝焼け

 4:27  4:33

 4:35     4:43

  7:20 磐梯雲に隠れる

 

美しい空の色の変化に、思いを巡らせた

宇宙に浮かぶ地球  大気圏の織りなす色彩に見とれる

色は光から始まる 光の散乱、吸収 微粒子の存在  ・・・・・ 地球は青かった  

紫外線  ~  可視光線(人間の色の世界)  ~  赤外線  

虹の美しさ 空だけではない 

美しい色 ミヤマカラスアゲハ コムラサキ

色の美しさは 心の光 

今日の1日が始まる

 

( 参) [美しい夜明け 遠い思い出]      2020-07-29 | エッセイ
   https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/476d605c534d40ca181ed820b871cf76


梅雨明けか?

2020-08-01 | 自然観察

爽やかな1日だった。

二本のキュウリ苗を植えて一ヶ月ほどになるか、背丈を超えても雌花が一向に見えなかった。

久々に雨が上がった庭の片隅を覗いてびっくり。 根もとにお化けキュウリが横たわっていた。

長さ45cm、太さは直径7cm。見たこともない見事なキュウリだ。

よく見ると、4~5cmの雌花が4つ5つ、目の先のほどよいのを1本収穫。

 

シモツケ フランネルキアゲハ用

ムクゲ ヤブラン

梅雨開け間近だろう、良い陽が差し青空が広がった。

こうなるとジッとしていられない。しばらく行かなかったヒメシロの里へ出かけた。

水のたまった休耕田には背丈の低いセリが満開だ。

珍しくメスグロヒョウモン♀、忙しくキトンボがスイスイ。ハラビロトンボは濃いブルーの♂ばかりだ。

メスグロヒョウモン 

 ウラギンスジ  キイトトンボ

隣のヒメジョオンの休耕田には、ジャノメチョウ、ヒメアカタテハ、キタテハ、ウラギンスジヒョウモンなど。

 

 

  

マユタテアカネ翅班型 

♂ 未成熟♂ 

ハラビロ♀ オツネン

珍しくミヤマカラスアゲハが吸水に。夏型は、裏面後翅の白帯はほとんど見えない。 

半世紀も前、信州でのミヤマカラスアゲハの7~8頭の集団吸水を思い出した。

  

ツルフジバカマの咲く一角に、数頭のヒメシロチョウが。遅い夏型だろう。

吸蜜したり、休んだり、ときどき産卵したり。

いつもの土手はすっかり草刈りされていた。

      

  産卵

   

コジャノメ 

明日は、大きくなったジャコウ幼虫を放しがてら、土手の様子を見に行こう。

今日から8月、いよいよ学校も夏休みだ。

5時過ぎ、土砂降りの雨だ。