団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「犬はいつから人に飼われているのか?」について考える

2010-10-23 10:17:17 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

イヌは最も古くに家畜化された動物であると考えられています。手に仔犬(イヌかオオカミかはっきりしない)を持たせて埋葬された、12千年ほど前の狩猟採集民の遺体が、イスラエルで発見されているそうです。分子系統学的研究では15千年以上前にオオカミから分化したと推定されているそうです。

Photo_2 200211月、654犬種と38種のオオカミのDNAを分析した結果、犬の祖先は、家畜化されたオオカミであると発表されました。イヌの野生原種はタイリクオオカミ (Canis lupus) の亜種のいずれかと考えられています。どの地域でいつ家畜化されたのかはまだ不明ですが、初期の犬に4系統のオオカミの血が混じっていたそうです。

イヌ属の動物たちは、100万年ほど前にユーラシア大陸に出現し、長い間アメリカ大陸へと行ったりきたりしていたようです。そのころの地球は、ユーラシア大陸とアメリカ大陸とは陸続きでした。この動物たちの移動はほとんど北半球に見られ、南半球のオーストラリア大陸では、古代犬の化石は発掘されていません。イギリスのヨークシャー地方から、人類の遺跡と一緒に発掘された中石器時代の犬の化石が、最も古い時代のものと伝えられています。

中期旧石器時代の年代は、地域によって異なるが、約10万年前~約3.5万年前の期間とされている。

ウィキペディア

イヌがオオカミと分岐してからの15千年という期間は種分化としては短く、イヌを独立種とするかオオカミの亜種とするかで議論が分かれているが、交雑可能な点などから亜種とする意見が優勢となりつつある。

そして、広大なエリアで、住む環境、そのほかの温度差、山岳、草原、荒地、水辺、砂漠など、それぞれの環境に合った体型や習性が色々と変化を遂げて、その土地ごとに犬の特徴ができあがっていったと考えられます。

古代の犬の血を引く犬たちは、オオカミの突然変異であるとも言われ、性質はオオカミほど荒っぽくなかったようです。ときには自分たちで狩りを行っていたようですが、主にほかの肉食獣の食べ残した獲物か、死肉をあさっていたと推測されています。

人と犬との付き合いはじめはとても古く、人がこの世に現れてから間もないときからという説や、その後オオカミを飼いならしてきたという説もあり明確にはなっていませんが、昔から犬が人間の非常に大切なパートナーであったことは間違いないでしょう。

Photo_3

人々が狩猟で暮らしていた時代には狩猟犬として狩りの手助けをし、人が住居を構えて定住し、耕作や牧畜をはじめるようになれば、家の農作物・家畜を外敵から守る番犬の役割や、家畜の管理まで担うようになりました。今は人の心を癒すペットとして人とともに暮らしています。

このように、犬は人々に奉仕するために生まれてきたのではないかと思われるほど、昔から働き者で、人に対する忠誠心や、自分の仕事への使命感をもっているのです。

犬たちは昔も今も、私たちには日常生活の一部といえるパートナーであり、家族の一員として愛されてきました。

ですから本来犬に純血種(純粋種)など存在しません。雑種犬を、その犬の能力や体型をベースに、淘汰を繰り返しながら長所を伸ばし、改良を加えられ認められた犬たちのことを仮に純血種といっているのです。

これからも新しい犬種が公認されていくことでしょう。現在純血種として公認されている犬種でも、犬種自体が消滅するというケースが出てくるかもしれません。そのときは、人間が作り出した犬種ですから、人間の手でそれらの犬種を保護し、後世に残し伝える義務があると思います。人間が犬たちを愛する風潮は、人間が世界の平和を思う心に似ています。

犬たちが人間を守ってくれたように、人間も彼らを守り続けていかなければいけない義務があるのではないでしょうか。

 犬が犬として存在しているのは、人間が犬を犬としてこの世に誕生させたからに他ならないのですから。

Photo

したっけ。

コメント (4)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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