都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
成人の日はいつ? 成人の日は以前は日にちが決まっていて「成人の日はいつ?」と迷うこともありませんでした。しかし現在は毎年日にちが違う上に年が明けてすぐということもあり、翌年のカレンダーが手元にないといつが成人の日なのかが分かりにくくなっています。
成人の日が変わった経緯と来年以降の日程・対象者を見ていきましょう。
1月15日固定から毎年1月第2月曜日へ 成人の日は1948年7月に施行された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」によって、1月15日と定められました。毎年1月15日が休みになり成人式もその日に行うのが基本でしたが、2000年の祝日法改正で「1月の第2月曜日」に変更されました。
成人の日が変更になった理由は「ハッピーマンデー制度」の導入にあります。ハッピーマンデーは一部の祝日を月曜日に移動させ、土日とつなげて連休にする制度です。連休の数を増やすことで観光やレジャー産業を活性化させる狙いがあり、成人の日の他には「体育の日」(現スポーツの日)や「海の日」「敬老の日」も対象となりました。
2022年の成人の日と対象者 ・2022年:1月10日、2001年4月2日~2002年4月1日生まれの人
対象者は本来、成人の日を境にした「年齢方式」で決めていました。しかし年齢方式では、早生まれの人が同級生と一緒に成人式を迎えられなくなります。このため現在では、学年の区切りで対象者を決める「学齢方式」が定着しています。
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昔の成人式は男女によって違った?! 奈良時代以降、数え歳で12~16歳の男子が行った「元服(げんぷく)」という儀式が現在の成人式にあたります。髪を大人の髪型に結い、服装も大人のものへと改めました。また、幼名から新しい名に切り替えたり、冠をつけたりしました。江戸時代には、貴族のみが儀式を細部まで継承し、その他の人々は前髪を切り落とすだけに簡略化されていったようです。
女子の場合は「裳(も)」という、腰から下にまとう衣服を身に付ける儀式「裳着」を12~16歳で執り行いました。結婚が決まった時や、結婚が決まりそうな時が式のタイミング。同時に垂らした髪を結いあげる髪上げも行われ、こどもの髪から大人の髪型へと変わりました。
階級によっても違いがあった! ここまで紹介したものは上流階級のしきたりであることが多く、庶民には庶民の成人式があったようです。それは地域によってさまざまで、例えば「一人で鹿を狩れるようになったら一人前」とか「米俵を一人で運べるようになったら大人」というような、通過儀礼が各地に多数存在していたようです 比較的多い地域で行われていたのは13歳前後で行う「褌祝(ふんどしいわい、へこいわい)」と呼ばれるもの。一人前になった証しとして、男子は親せきの女性から贈られる「ふんどし」を締めました。
成人式に振袖を着る理由 洋服の場合、時と場所に合わせて、カジュアルウェア、フォーマルウェアと着る服を変えます。着物も同じで、留袖、付け下げ、訪問着、振袖などさまざまな着物があり、時と場所により、着るものが異なります。未婚の若い女性の礼装は振袖となります。成人式は、冠婚葬祭の「冠」にあたる儀式、つまり「最も格式の高い場」です。ですから、女性は礼装となる振袖でのぞむのがマナーというわけです。 現在、振袖と言えば若い女性の着物ですが、かつてこどもにも振袖を着せていた時代がありました。これは長い袖を振る仕草が「魔を祓う」「厄除け」になると思われていたためです。こどもが病気や厄にとりつかれないようにという願いを込めて、振袖を着せていたのです。
成人式って日本だけ?! 日本では当たり前となっているこの「成人式」ですが、実は日本でのみ行われているものだってご存知でしたか?日本では20歳を迎える年に、大人の仲間入りを果たしたことを、祝福・激励するために行われるのが「成人式」です。2022年の4月以降には、成人年齢が20歳から18歳へと引き下げられますが、大人の仲間入りを果たすことには変わりないので、従来通り「成人式」は行われていくようです。
今回の民法改正により、世界の成人年齢に合わせる目的もあって、成人年齢を18歳に引き下げた日本ですが、それまでは世界を基準に見てみると、20歳という年齢での成人は遅い方です。サウジアラビアでは15歳、イギリスでは16歳、アメリカやカナダ、オーストラリアなどでは18歳で成人とされています。
実際に、日本の民族衣装でもある着物をきて成人式を行う日本では、その伝統文化の高さを世界中から評価されていると言われています。海外の方々から賞賛を受ける和服の魅力とは、その繊細で、細やかな技術力の高さによって作り出された衣裳であり、上品な美しさ。そんな着物の中でも、一段と煌びやかで華やかさが特徴である「振袖」を着て、成人式を迎える日本は、「日本美」の象徴ともいえるでしょう。 |
「振る」「振られる」の語源。 男女関係で「振る」「振られる」という言葉はじつは成人式で良く見る「振袖」から来ています。 昔、女性が男性の求愛やプロポーズに対して直接言葉で返事をすることは、はしたないことだとされていました。 そこで女性は振袖特有の長い袖の振り方によって男性に意思表示をするサインを考え出したのです。 (ちなみに左右に振ると「好き」、前後に振ると「嫌い」) 昔は振られるのは男性だけだったということですね。 |
・2022年1月1日時点で寅(とら)年生まれの人口は1025万人、新成人の人口は120万人。新成人の数は前年2021年と比べて4万人の減。 ・新成人の総人口比は0.96%。 ・新成人の数はおおよそ減少中。 |
成人式という式典が行われるのは日本だけだそうです。
今年も新成人は120万人とそうじんこうの1%を切っています。
少子高齢化が進んでいます。若者が少ないというのは、将来の担い手が少ないということです。
新成人になられる人は、大人の自覚をもって日本を担っていっていただきたいと期待をしています。
今年から成人年齢が変わります。
2022(令和4)年4月以降に18歳で出来るになること
・契約(ローン・クレジット・携帯電話)に保護者の同意不要
・国家資格(公認会計士・医師免許・薬剤免許など)の取得
・結婚(男女ともに18歳に統一)
・性同一性障害の性別取扱変更審判
・普通運転免許の取得(従来通り)
2022(令和4)年4月以降も20歳になるまでできないこと
・飲酒
・喫煙
・競馬、競輪などの投票権の購入
・養子を迎える
・大型、中型運転免許の取得
来年の成人式はどんな形で行われるのでしょう?