都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
今回は「哺む」です。さて、一体なんと読むのかわかりますか?
この漢字は見たことがあると思います。
それでは、この漢字が使われている言葉をいくつか挙げてみます。
ほ‐いく【哺育/保育】 [名](スル)動物の親が、乳を飲ませたり、食物を与えたりして、子を育てること。 デデジタル大辞泉「哺育」の解説 |
ほにゅう‐るい【哺乳類】 哺乳綱の脊椎動物の総称。皮膚に毛を生じ、汗腺かんせん・乳腺などがあり、子を乳で育てる。肺呼吸をし、鳥類とともに恒温動物で、心臓は完全に二心房二心室の四つに区画される。大脳半球が大きく発達。単孔類以外は胎生。中生代三畳紀の後期に爬虫はちゅう類から分かれ、新生代に急速に繁栄。現生種は有袋・食虫・翼手・霊長・食肉・クジラ・偶蹄ぐうてい・奇蹄・長鼻・齧歯げっし・ウサギなど約4300種に分類。 デジタル大辞泉「哺乳類」の解説 |
ほにゅう‐びん【哺乳瓶】 ミルクなどを入れて乳児に飲ませるためのびん。瓶の口に、ゴムなどで作った乳首状の器具を取り付けたもの。 デジタル大辞泉「哺乳瓶」の解説 |
はん‐ぽ【反哺】 〘名〙 烏のひなが成長してから、親烏に食物をくわえ与えて養育の恩に報いること。転じて、恩返しをすること。 ※性霊集‐八(1079)為弟子僧真境設亡考七々斎願文「林烏猶知反哺」 〔蔡邕‐為陳留県上孝子状〕 精選版 日本国語大辞典「反哺」の解説 |
「哺乳瓶(ほにゅうびん)」や「哺育(ほいく)」のように使うことが多い漢字です。
生き物を大事に育てたり、育てられたりするときに使う言葉ですよ。
「大自然が哺んだ野菜」や「愛を哺む」のように使うこともあります。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「はぐくむ」でした。
哺む(はぐくむ) ①親鳥が雛を羽で抱いて育てる。 ②大切に守り育てる。また、大切に世話をする。 ③大切に守って発展させる。 出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版) |
漢字の成り立ち
甫 屮 +田 → 図
苗を育てる畑、つまり苗代→平らに広がる、ぴたりと
くっつく
哺 口 + 甫
口をぴたりとくっつける→口にふくむ
ほかに「ふくむ」と読むこともできます。
「はぐくむ」は普段は「哺む」ではなく「育む」のほうを使うことが一般的です。
ちなみに「哺」という漢字は、えさを口に含んで子どもに与えることを意味しているとされています。
愛を哺んだカップルが登場する「新婚さんいらっしゃい!」の二代目司会者に藤井隆さんが決まりました。山瀬まみさんも卒業の方向で調整しているそうです。
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