年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

落語知識ゼロ人が池袋演芸場に始めてゆく。

2023年08月21日 | 宅老のグチ
テレビの笑点とかNHKの落語は見聞きしているが実際のところはどうなっているのか暇が無かったので行くことの興味が無かった。
 漬物や築地市場の事を調べると、歌舞伎と落語の知識が必要となる。歌舞伎は魚河岸と関係があって、よく知られているが青果の方で京橋大根河岸の青果仲卸三周の藤浦富太郎 は明治の大落語家三遊亭園朝の支援者で、築地市場が昭和10年2月に発足した時、初代の青果卸売会社の社長となった。
 今年1月の国立劇場の建て替えのための記念興行で歌舞伎を見始てから様々な興行を観始めた。国立演芸場で見た時の落語家が出ると挨拶のような言葉で都内の演芸場でそれぞれ雰囲気が異なると言っていて、そこで本当かどうかを確認のため、寄席の順番に今回っている。普通は上野広小路鈴本演芸場、浅草演芸ホ-ル、新宿末廣亭、池袋演芸場となっている。つまり5か所を回れば良い事になる。そのほかの落語の興行場所は臨時である。5か所は上席、中席、下席と10日ごとの出演者が変わる。多少変化があるがその中で関西とか九州の人の交流もあるようだ。テレビの影響もあってそこそこ有名になっていると東京でも笑いが共有される。
 新宿末廣亭とか池袋演芸場のホ―ムページで(初めての方)と言う表現がある。確かに行ってみると通でない自分が普通でないことを知る。
 まず料金だが国立劇場が安い。高い順に浅草演芸ホ-ル、鈴本、新宿、池袋となる。高齢者の割引は池袋にある。今は物価高で3000円を超すようになった。開演時間は11時半から1時頃、夜の部もある。池袋を除き、入れ替えとなる。ということは池袋演芸場は尻のつらさを耐えれば8時間ほど落語家の入れ替わりを楽しめる。そこには奇術、講談等落語以外の出し物もある。
 初めて池袋演芸場に入ったが入り口となるところから、地下へ入る階段があるのだがそこにチケット売り場が無く、階段の踊り場の壁にチケットは1階と書いてあって、劇場の人に聞くとエレべ-タ-を教えてもらい1階に戻り、シルバ-パスを示し、200円引き。2800円だった。切符には2800円と日付のみ。これでは池袋とは判らない。入ると12時を少し回っていたので3列目に座る。100人程度の席で途中で95%の入りとなる。調べた限りでは一番狭いが常連にはよい。まだわからないが多分都内で一番の観客年齢層が低いと感じる。
 国立演芸場は席が指定されていて、他の演芸場はフリ-席であり、移動も可能、酒以外の飲食も許されている。マスクも表向きは付けろと言っているが誰もマスク無し。
 映画でも演芸場はスマホの電源を落とせと言っていて、落語家の昔昔亭A太郎と言う人が前振りのあと、場内の観客にスマホで撮影許可を出した。びっくり。今問題のセクハラのジャにーズはファンが撮影すると肖像権の侵害と騒ぐ。この落語家の肖像権問題はSNSに上げても良いということなのだろうか。多分多くの撮影者のスマホに演芸場の楽しみを与えた気がする。このようなことは浅草木馬館の大衆演劇ではファンが上映中に撮影することが常識のようだ。講談もユチュ-ブで配信しているので、他の観客に迷惑が掛からなければ出だしの所は撮影許可しても良いのではないのだろうか。
 昼の部が4時過ぎに終わり、夜の部が4時45分ということで家に帰る。尻とIWtchが警告を出していた。立ち上がれ時間です。ケツ圧に負けた4時間耐久の落語鑑賞。
 
コメント
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