8月に東京裁判という先の大戦の戦争犯罪を裁く法廷の記録映画を観る予定している。これは渋谷のユ-ㇿスぺ-スと言う所でもらったチラシに書いてあった。その中の上映するところに恵比寿ガーデンシアタ-とあって、知らない映画館だった。恵比寿ビ-ルの創立者の事を調べたことがあった。日露戦争後の不況で帝国商業銀行の経営破綻し銀行業からビ-ル業界に力を入れ名を遺した馬越恭平という。恵比寿と言う駅はJRでも地下鉄日比谷線で普通は行くがシルバ-パス利用で行くとなると普通に利用していた東急バスの渋谷と五反田間のバスで恵比寿駅前というバス停があった。しかし記憶では恵比寿駅とガーデンプラザはかなり離れていて、またバス停は渋谷寄りで、もっと良いバス停は無いかと帰途で探すことにした。
ネットで探すとJR田町駅から渋谷駅に行く都バスがある。田町駅の歩道橋の下に田87という都バス停がある。ここからJR渋谷駅に出るのだが時刻表を見るとバス便が多い。乘って判ったのだが大江戸線と山手線の間の空白地域を走るバス便でまたその途中で北里大学の病院があった。恵比寿4丁目でバス案内で恵比寿ガーデンプラザはここで降りてくださいと放送していたが無視してJR恵比寿駅のバス停で降りる。駅から結構離れたところに降ろされ、恵比寿駅の脇でガーデンプラザへ向かう。上り坂と階段が多い。登り切ったところにガ-デンプラザがあって、歩道に設置されている地図を見ると恵比寿4丁目が下り坂で近いようだ。15分以上歩いた気がする。
歩道上の案内地図で映画館の位置確認し、東京都写真美術館へぶらっと行く。タダ中を見るだけなので安いチケットを購入して入る。ガラス加工からレンズが生まれ、そして老眼鏡、眼鏡絵、ビープ絵、マジックランタン、のぞきからくり、走馬灯、影絵、のぞき眼鏡、望遠鏡、顕微鏡、パノラマ写真、連続写真、動画のからくり、高速の連続写真で物の動きの分析、鶏卵紙、ゼラチンシルバ-プリント等々。人間の目の記憶の発展史とそれを普及させた道具。そこに芸術という表現方法が加わる。
スピルバ―グのフェイブルマンズと言う映画を観ていたので少しは知識があった。多分去年なら知識がなく、入る気もないだろう。帰りの時、美術館の所から映画館のチケット売り場を見た。位置確認して外に出ると雲行きが怪しく、慌てて恵比寿4丁目のバス停に向かう。バスに乗って5分もしない内に土砂降り。田町駅で都営電車の三田駅に乗り換える。