年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

関東大震災の記録映画をポレポレ東中野で見る

2023年08月27日 | 宅老のグチ
予定通り26日に記録映画を観る。「キャメラを持った男たち」ー関東大震災を撮る 
 この映画は25日に墨田区で慰霊の所で公開されている。10時から上映が始まるのだが9時40分に並ぶ。予約者が先行入場し、当日の人はゆっくりと入る。この手の映画は好奇心のある人しか見ないようで、満席となることは無いとおもう。もし不安ならネットで予約し席の売れ具合を確認できる。
 10時から始まった映画は、この映画の元になるフィルムの保管の様子と、今に残る撮影機材で令和の東京を撮影し、比較している。当時は白黒の映画で、音もない。何か手回しで撮影し、あの混乱時の避難民の中で生き残ったと思われる。
 これまで書籍や写真で大震災を知っているが動く映像で不安が解かる。タダ臭いが映画から感じないので、川に浮かぶ死体の様子が動画なのに写真のように見える。膨大な死体の山が被服廠跡にある。見たことのある写真で免疫が出来ていて嫌悪感が薄い。
 やはり東日本大震災の津波の記憶と関東大震災の火炎は質が異なるが、何とかならなかったのかという想いが残る。自然災害で震災程いきなりやってくる。余裕が無ければ憤懣を外部に出すこともある。
 12時少し前に終わり、映画館を出るとJR東中野駅を出る電車がゆっくりと出発し、見上げると夏の青空だった。台風がまた台湾付近にある。何か強大化しそうな気がする。




コメント
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