年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

三宅坂の国立劇場建て替えで、文楽を観たいと思う

2023年09月11日 | 宅老のグチ
今年の初めから三宅坂の国立劇場の公演を観に行くようになった。きっかけは遠山桜天保日記で、嘉永のペリ―来航時の直前に、幕府上層部の動きから、築地市場移転の基礎知識と、缶詰の始まりに出て来る浦賀の人たちがどう見られているか気になっていた。この歌舞伎は日清戦争の直前に上演した演目で作者の竹柴其水が丁寧に取材していて、天保期の知識が必要となる。そこで調べている内に大劇場の隣に小劇場があって、そこで文楽を上演していていつかは見てみたいと思うようになった。
 文楽の菅原伝授手習鑑が今最後の公演となる。通し狂言ということで、全部見ればよいのだが、文楽の知識もなく,見て理解できるか疑念があって、図書館で検索すると子供向きの解説本があった。
 さらにチケットの売れ行きから、国立劇場小劇場の文楽公演では、中央の席がほとんど売れて、さらに右手のほうが良く、左手が比較的に残っている。耳と目が悪い自分は前しかない。
 このことの検証もやってみたい。国立劇場の建て替えは2024年の残業規制と建築物価の高騰で入札不調で遅れそうだ。その間の国立劇場は転々とすようだ。
 いま築地再開発入札があるが、築地に来ても良い気がする。三宅坂の最大の欠点は観劇の終わりに飲食店が付近にないことである。
コメント
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