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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

長雨で近所のコメ状況の見聞

2024年09月02日 | 宅老のグチ
米の端境期で新米もちらほら出ているが、昼過ぎにス-パ-へ行っているので、おひとり様1袋という広告が残っていて、棚は空いている。二ケ月ほど前は棚には数種類のコメが並んでいて、広かった。

 連日の米不足報道は長雨の情報サ—フィンで気になる話題。もう今年のコメ価格は30%程度の値上げとなる。そこを基準とすると、消費者物価指数の大幅な上昇、そこに始まったばかりの大阪堂島の米市場。何か戦後のコメ余りで初めての事態が来る気がする。
 今回のコメ不足で大手量販店は米という商品の集客力を感じるだろう。
1 こだわりの米 銘柄・食味・無農薬・有機肥料・グルテンフリ―
2 コメ農家の囲い込み。大手ス-パ-との契約コメの普及、そこから全農のコメの集米力の衰え。価格が季節とかで変動できないし、無茶が出来ない。余ったらただのような販促も出来ない。
3 今は米はス-パ-のPBブランドが無いが、いずれ出来る。これで農協や政府の圧力を超えて、自由な作付けが出来る。政治の世界は米輸出と農産物特許に力を入れる時代である。東京都を含めて各都道府県に農業の試験所がある。これを整理統合し、輸出の方に減らされた都道府県の農業系人員を回し、余裕があれば途上国の農業系学校を支援し、その学校の学生を日本留学させ、人手の足りない日本の農家を助け、留学資金を賄う。そして帰国させ長期的な支援を行う。途上国の貧困民が日本に定住させないほど発展させることを目標とする。
 日本は今食料自給率が30%台で世界の平和でノドカナ生活を維持している。多くの途上国の発展は将来の日本の維持でもある。日本という国はヨ-ㇿッパと違って空気を読む世界で、定住には時間がかかる。

 漬物の原料野菜は戦後の農政から無視されていて、安価な農産物支援が無く、業者は海外に行くしかなかった。その残滓が業務ス-パ-の神戸物産として今残っている。食の自給率を下げたのは業者の努力でもある。一度信頼できる輸入のル-トが出来ると通関の定型化し、書類作成も定型化する。日本の売れゆきが悪い時は日本での廃棄代が高いため、手付金を放棄して、現地処分してもらう。このあたりの付き合いは翌年度の作付け意欲を無くさないために必要となる。
 多くの経験から不作の対策は簡単で、豊作の対策の方が難しい。

 コメ価格の上昇は物価上昇となり、金利の上昇を予測する。すると日米金利差の問題で大変動もある。すでにコメ関連企業の株価が上がっている。農家が良ければ地方経済が上向く。地方の人口減少は賃金が低かったためで、持ち家は大きいい。かえって賃貸の家が少ない。
コメント
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