goo blog サービス終了のお知らせ 

 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

今年のコメ価格は割高とは思えない

2024年09月10日 | 宅老のグチ
コメ不足の今、普通の年ならコメの売り場が新米の品と前年米が並んで売っていて、選択の余地があった。この時期に多くのコメ農家の情報が出ていて、それぞれのライタ―達の隠れた意図が見え隠れしている。貧困高齢者を相手にしている人は今のコメ価格は暴騰という。農水系の御用ライタ―は平年作で慌てないでと言うだけで、産地の知っている情報を小出しに提供している。惰性で継続している農水の政策がここで見直しとなるのが嫌っている様子が見える。
 築地市場の移転問題をずっと見ていて、公務員は自己の所属する部門の栄枯盛衰について関心があって、職場が消えることが最も嫌われる。さらに関心があるのが新規の予算獲得できる部署の新設。落ち目の業界には放置となる。これからコメの政策の見直しがあるが、惰性の減反政策は国防と見なされ予算の獲得となるが、農家の手度どりが増える知恵が無い気がする。焼け太りの政策が見える。
 戦後のGHQにより不在地主が淘汰されて、農業には新規参入が難しくなった。細切れな田畑が機械の大規模化で省力の効果が少ない。農地の管理を共同体にまかせ、移動耕作人によって機械の稼働率を上げるとかの方策が必要と感じる。農家は経営者であり、労働者でもある。さらに環境管理者でもある。その様な自営業者が副業の収入の方が多い。これでは優秀な人は都会に出て世界を知る。
 普通サラリ-マンから独立するには収入の3倍の見込みが無いと独立するには危険という。会社の保護が無いので病気となると事業が行き詰まる。同様に農家もなるはずだが、地域の助け合いで農業が維持されていたので危機感は薄い気がする。
 間も無く令和のコメ不足が終わる。そして来年はもっと早くコメ不足が始まる。自由なアメリカで貧困層が比較的に太っていて、裕福な人が痩せている。これは貧困層が手っ取り早く安価な食物でカロリーを維持している。ファストフーズは大量生産・大量販売の食品。ビッグサイズの飲み物・食べ物。
 沖縄県が本土復帰後に長寿の日本一の県だった。今は最下位に向かっている。その理由が米軍の払い下げ缶詰で食生活が不健康となったという。平均賃金が沖縄が日本一安く、安い食品は米軍の缶詰であった。安さは平時は不健康食品の誘惑を招く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする