年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

地球温暖化で韓国白菜キムチの危機

2024年09月28日 | 宅老のグチ
キムチ国の韓国の報道が、メールで届いた。今年の異常高温と韓国農家の減少で、秋冬の漬物時期のキムチ用白菜の状況が良くないという危機感が報道に現れていて、韓国の高原地帯の畑で高齢農家の人が立っている画像があった。日本では家が狭いので地方の家でも漬物小屋があるところしか漬物を漬けている情報が消えた。農家系のホ―ムセンタ-を時々除くと、プラスチックの漬物容器と持ち手の付いた重石とフタが販売されている。そこにはセットとして唐辛子も良いされていた。10月になると気分は正月の予告のような商材がホ―ムセンタ-に出てきて、昔はこうだったという記憶を戻してくる。
 どうも韓国の農林水産省と似たような官庁がキムチ文化を普及させる人材を認定しキムチ名人という制度があるようだ。日本では多くの古典芸術・工芸等で人材の表彰をし、伝統技術の継承を狙っているが、こと食品に関して、何か個人任せと、食品衛生法の意識が強く、さらに家庭の味ということで、xxx名人という制度の検討も無いようだ。
 これは先の大戦で敗北したことの反省で戦前は家庭の表彰が良く報道に見えていた。産めよ増やせよの世論誘導があった。

 まだまだ嫌日の気分があって、日本の余剰白菜を輸入するという考えがなく、中国から輸入する方向のようだ。韓国の白菜と日本の白菜を比較するとキムチ用には韓国白菜の方が適している。その理由は日本のは鍋用に適する白菜で水分が多い。キムチは水分の少ない白菜のほうが良い。
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