年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

猛暑の記録更新日に浅草仲見世通り抜け

2024年09月19日 | 宅老のグチ
土地価格の発表があって、浅草地域が東京都で一番の上昇率20%強という。この暑さで最近は浅草の仲見世を取り抜け、台東区中央図書館行きは避けていた。もっぱら観光客のいない道を阿弥陀くじの様に適当に選んで歩く。やはり工事中の所が増えているが一本の道を避ければ、ほぼ無人の地域もある。迷ったら上空を眺め、スカイツリ―で現在地の位置確認する。
 頭の中には浅草の地図が出来つつあるが今調べている福神漬の命名時期の明治の中期からの浅草の文献が見つからない。時代の異なる文献はそれぞれの禁忌する事象や風俗があって、今の感覚では不適切な行動も当時としては普通の社会的行為とみなされていて、そこに下層階級の妬みが潜んでいる。そこから不景気という事象時に最下層民が不満のはけ口を放出する事象が文献記録として残る。
 日本は日記というのが比較的多く残っていて、上手く解読・解釈すれば当時の気風が理解できる。でも難しいのは味の記憶で時期・時代が異なると再現が文献だけでは難しい。

 地価上昇暴風が再び東京に来ている。今の様子では東京中心部の上昇から,周辺部がこれから上がる。アメリカの金利が下がり、日本は金利を上げられない。怖いのだ。
 台風という自然災害が人の思惑を超えていて、秋がやってくる。秋になったら禅僧沢庵が江戸滞在を決めた鎌倉紀行に行ってみたい。それも出来るだけ歩いて。
コメント
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