年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

認知症を本人が自覚する方法

2024年09月25日 | 宅老のグチ
認知症は本人が自覚して、医師に相談できれば良いのだが.。
 通常は本人が自発的に診療に行くことは無いようだ。そこで家族が付き添って行くのだが調べると認知症の診療は、病院では精神科、脳神経内科、脳神経外科、老年科のあるところとなる。

70歳前後に、ある道路の所に二人の警察官が立っているのが見えた。その時車を運転中で、歩道の手前の停止線に止まらないで違反となった。違反のきっぷを切られている時に気が付いたのだが高齢者が認知症の恐れがある交通違反をすると、罰金の前に認知症、または次の更新に影響がありそうだと知っていて、警察官にこの違反の次の展開を聞いたが知らなかった。そこで認知症の判断をする専門医が厚生労働省の認定医は日本では2000名しかいない。従って、多分警察の人は普通の町医者の口頭で調べた診断書でも認知症の恐れなしの判断が出る可能性がある。
 この様な現実を知ると、高齢運転者講習の意義、意味付けで世間が警察と自動車教習所のボッタクリと非難しないのは、それなりの有効性があると認定されている気がする。
 多くの認知症の疑いがあると思われる人は自発的に専門医に行くことは稀で、普通は家族・親族に連れられて病院に行く。認知症の初期は普通人でもある。
 今運転免許の更新中だがこの費用はほぼ都内では10000円強の費用と、教習時間がかかる。今の自分は二月に一度くらいしか車に乗らないので、最近は運転に不安がある。それでも次回も運転免許の更新はしたい、するべきと思っている。
 その理由は、単独で精神科の医者に行って、どんな診断学が下されても憂鬱となる。たとえ認知症の恐れなしと診断されても、今の状態でということで1年後に認知症になることもありうる。

 自動車教習場で空き時間にこの教習が自然体で認知症の自覚テストと思うようになって来た。そうなると3年毎の1万円の費用は病院行きより心・頭の中の安心料と思うようになって来た。報道によると運転免許の自主返納が減っている言うのがあった。自分と同じ思い(精神科に行きにくい)があるのだろう。
 免許を持っていても不安なら乗るな。いつでも逆行走行の可能性がある。
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飲食店のご飯のお替り自由は農家/農業の未来・希望を消す

2024年09月25日 | 宅老のグチ
飲食店の店でご飯のお替り自由という店がある。この頃のコメ不足で先行きは不透明と思われるが一度始めたご飯のお替り自由は、江戸時代の頃から、百姓が自分で作っていたコメが食することが出来なく、常に願望の対象だった。その結果白米を食べる地位に着くと精米率の高い白米を食し、脚気になってしまった。脚気はビタミンB1の欠乏症で、この脚気を防ぐには精米率を抑えた米を食べればよかった。しかし軍隊では日本海軍が対処したが陸軍は農民兵士の希望もあって過度に精米した白米を供給していたので戦時中でも脚気が残っていた。

令和のコメ不足は米の自由でなかった時代を覚醒させる。高齢農家が体力の劣化を高価で稼働率の少ないの農機具で先祖の田畑を耕している。農地の自由化も少しは緩和されたが、無人耕作の拡大には耕地整理の問題が絡む。
 今のコメ不足から、量販店が米の確保を納入業者・農協に任せる時代が終わる気がする。ある程度の量販店なら契約栽培と低温・定温米貯蔵庫、低農薬等の生産過程を明確にした売り方になるだろう。安い所から自由に仕入れ、価格競争するなら、海外で契約栽培に向かうしかない。でも国産米は国防にもつながる。余ったコメは子ども食堂、学校給食が休みの時にコンビニ等に安価に提供してもらう仕組みもあってよいはず。お金の補填農政は過去に有効だった事例が見えない。農機具の稼働率の向上には大規模化しかない。
 漬物が飲食店等で無料提供の漬物がある限り、進歩がなかった。お替り自由のコメはエサという食品にコメがなってしまった。餌価格ではコメ農家が仕事に夢が持てない農業に夢が持てない。相手は生き物で自然災害があって、収穫し、販売するまで博打のような仕事でこれには国の保護が必要となる。
 敗戦後の大飢餓の時はもう過去の話と日本人は忘れてしまったのだろうか。
 国民が飢餓になっても、危機感から兵器に予算を使う国が日本の近所にいる。
 エネルギ-の自給自足の意識がいつも必要で平時には確保できても、非常時に自国民の飢餓状態で他国に食を提供した事例は少ない。日本でも冷害による飢饉時に幕府の中での地位向上を狙い、コメ相場が上がっている時にお救い米を売ってしまった藩があった。
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