生鮮な農産物を主原料とし、これを前処理(湯通しを経た程度のものを含む)した後、食塩、しょう油、アミノ酸液、食酢、酸味料等を主とする調味液、または酒粕、ぬか等を主とする漬床に漬け込み、短時日で仕上げたもので、原料の風味を生かし、低温管理の必要とする漬物の総称である。
定義を決めて、これに該当する漬物には前処理の段階で塩素等を使用して殺菌の義務化を図ることを目的としている。また海産物漬物はこの定義には当てはまらない。肉類漬物も同様である。
人間に無害な菌を増殖させ、有害な菌を抑えるのが古来の漬物であったが今の消費者の要求にこたえるべき漬物にしたため有害な菌を抑えるのに失敗したのが北海道の事件の本質と思われる。