コロナ下で年金支給日の記帳はネットで確認するだけになった。多くの生活用品かクレジット払いとなって、現金の出番がずいぶん減った。特に1円玉の戻りそうなところが現金支払いで解除する行動となる。従ってポイントや98円とかの紛らわしい金額も1円単位のつり銭が戻ると不快になる。今は5円玉も不快になりつつある。そういえばすでに流通している新500円玉にまだ触ったことがない。自販機の改造は終わったのだろうか。最近130円とかの表示が増えて次第に物が上がっている感じがする。
年金支給日と月末には警察官等がATMの所にいて、圧を感じる。暗証番号を5以上あるので、時には間違って、家で確認することもある。家にはメモがあって他の人には理解できないメモでこれを解読できなかったら認知症の始まりとなる。耳の聞こえが悪くなってそろそろ補聴器と考えているが、この前の試しでアップル対応の補聴器は30万円近く、さらに空気電池が一週間ほど、そして補聴器自体が数年の寿命という。
長生き地獄 松原惇子著2018
この本を借り出し読む。15日に借りだしたので返本時期は1月初めとなる。今2025問題で高齢者の金銭の関心が強く、出版物は売れているようだ。高齢女性はこの本が参考になりそうだ。日本のデ―タでは90歳の人口の内女性が80%以上占めていて、男性は20%もない。従って長生き不安は女性の方があって、専業主婦として生きていて老後の不安は増す。ところが医療関係がまだ旧来の思考が残っていて、緊急事態になっても責任逃れで延命治療をする様だ。本人の意思が延命を望まなくても、確認できなければ生かす治療しかない。そういう点でガンは80歳を過ぎれば良い病気と言える。脳梗塞等の病気は適切な治療と介護があれば長生きできる。しかし費用が掛かり、行動制限があって生きがいが見えない。ほとんどの人が適切な寿命は85歳という。統計でも85歳になると介護の状態になる人が急に増える。当然今の日本人は自宅生活を望む人が多く、親族・家族が介護を担いデイサ-ビスを利用するのが多数派だろう。保育園から老人園となるかもしれない。朝に迎えが来て通って風呂に入り、食事して夕方に戻る。100歳で亡くなった母は時々保育園児のように急に行ききたくないと言い出す日があった。やはりデイサ-ビス内の老人たちのトラブルは認知症があっても記憶に残るようだ。