透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

名刺 250~258枚目

2024-11-04 | C 名刺 今日の1枚

 名刺を渡したその日に書いてこそ「名刺 今日の1枚」なのに、このところサボっていた。

過日(って、大分経っていて9月24日)、村議会議員二人と名刺交換する機会があった。250枚目、251枚目の名刺だった。10月31日の二八会でシンガーのあこさんに渡した名刺が252枚目。

今月2日のOB会でHR君とTKD君、それからID君、ON君、TKS君の5人に名刺を渡した。その順番を覚えていないが、253枚目~257枚目だった。

**平林さんには研究室当時から使っていたロゴの “U1” マーク入り名刺を頂き、また、予定やら日々の細々した記録を留めた綴りを見せていただき、当時と変わらないなぁ……と、懐かしく、その几帳面さに改めて感心した次第です。** グループラインに寄せられたON君のコメント。よく覚えていてくれたものだ。そうあの頃からずっと続いていて、今年のダイヤリーは47冊目。

先生に叙勲のお祝いの花束を手渡したSSさんは卒業年度からして、まだ30代。OB会では初対面の人と話をすることを自分に課しているので(そうすることで知り合いが増える)、SSさんに声をかけて少しだけ話をした。で、名刺交換したが、渡した名刺は258枚目だった。


 


週末東京

2024-11-04 | A あれこれ

 引退間近だった「なぎさTRAIN」に二日続けて会うことができたから、週末東京で何か予期しない楽しいこと、嬉しいことがあるだろう、と先日書いた。

11月2日の土曜日、久しぶりに東京へ出かけた。大学の恩師の叙勲のお祝いを兼ねたOB会に参加するために。OB会の会場へ行く前に変貌著しい渋谷駅周辺を見学しようと思っていたが、この日はあいにく雨降り。あきらめて、会場近くのカフェで読書して過ごした。

OB会開始時刻の12時に数分遅れて会場に入ると、思いがけず懐かしい顔、顔・・・。HR君とTKD君、それからID君、ON君、TKS君の5人とは彼らが大学を出てから初めて会った。40数年ぶりの再会だった。5人はOB会に出るのが初めてとのこと。予期しない嬉しいことはこのことだったんだ、と納得。髪の毛が薄くなったり白くなったりしてはいたが、すぐに誰だか分かった。

彼らにOB会に参加するよう声をかけてくれたSK君とも7,8年ぶりくらいの再会か。他にもON君、HY君、YKさん、SN君との再会もあり、あっという間に2時間半経過してOB会はお開きに。その後、いくつかのグループができてそれぞれ別れていった。私は何人かで近くの居酒屋に移動して、あれこれ思い出話に花を咲かせた。「夏の合宿は楽しかったですね」「え、そんなことがあったのか、知らなかったなぁ・・・」「・・・?」「・・・!」

夕方4時過ぎ。

この日は夕方5時半に友人と会う約束をしていたので、渋谷に出て、山手線で東京駅へ向かった。待合せ場所の八重洲中央口改札には5時頃ついてしまったが、数分後に〇さんも来て再会。

雨が降り続いている。駅近くの居酒屋に入った。乾杯! 〇さんとは思い出話をすることが多い。

この日の夜、〇さんと東京駅で別れ、ホテルにチェックインしたのは9時半ころだった。健全な飲み会。


 


ブックレビュー 2024.10

2024-11-04 | A ブックレビュー


 10月の読了本は6冊。

『笑う月』『密会』安部公房(新潮文庫)
新潮文庫に収録されている安部公房の作品を月2冊のペースで今年の3月から読んで来た。読んで感じるのは小説家に求められる能力をきっちり備えているということ。発想が豊かでそれを小説に仕立てる創造力・構成力、更にそれを文章化する能力に秀でていることだ。だからこそ、ノーベル賞候補に名が挙げられ、今なお読み継がれる作品を遺すことができたのだろう。

『41人の嵐 台風10号と両俣小屋全登山者生還の一記録』桂木 優(ヤマケイ文庫)
あきらめず、生還するという強い意志。みんなで生還するという連帯感。

『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』麻田雅文(中公新書)
**日ソ戦争とは、1945年8月8日から9月上旬まで満州・朝鮮半島・南樺太・千島列島で行われた第2次世界大戦最後の全面戦争である。**本書の帯の文章からの引用。
終戦直前のソ連参戦については、全く何も知らなかった。本書によってその概要をはじめて知った。知らないことを知りたいと思う気持ちはいつもでも持ち続けたいものだ。先日書いたように、これからは第二次世界大戦の関連本を意識的に読んで行こうと思う。

『詭弁社会 日本を蝕む〝怪物〟の正体』山崎雅弘(祥伝社新書)
パターン1:間違った定義から話を始める
パターン2:論理的思考と情緒的思考のすり替え
パターン3:間違った二項対立と極論への飛躍
(以上本書の帯より)
**日本では「批判」という言葉は「否定的」と混同して使われることも多いですが、批判的思考は必ずしも対象を否定的に捉える思考ではなく、論理的に問題点の洗い出しを行なうことで、対象の完成度を高めるという肯定的効果が得られる場合もあります。**(114頁) これは覚えておきたいことば。

『奪還 日本人難民6万人を救った男』城内康伸(新潮社)
終戦直後に北朝鮮に取り残された日本人を身を賭して帰還させた人物がいたことを本書で知った。どの時代にも凄い人はいるものだな、と改めて思う。