■ 穂高神社の2対の狛犬のうち、大きい方の狛犬を観る。
胸板が厚く、逞しい狛犬 阿形の狛犬だから本来は獅子。全体のバランスが良い。耳が寝ている。
鍛え上げた体は筋肉モリモリ。 角がある!耳が立っている。
真横から見ると分かりやすいが阿形より胸板が厚く見え、不自然な印象。
原型が小川大系で石匠が野村保泉。 小川大系は安曇野に在住していたようだ。保泉は真々部諏訪神社でも目にした名前。
皇紀2600年(昭和15年、1940年)の作 この節目の年を祝って奉納された狛犬がかなりいるのでは。翌年には戦争に突入するのだけれど・・・。