という輸入版DVDを見つけて買ってきた。
オリジナルメンバーのうち、ロバート・ラム(Vo,Key)、ジェイムズ・パンコウ(Tb)、
ウォルター・パラゼイダー(Woodwinds)、リー・ロックネイン(Tp)の四人は
クレジットされているけれど、テリー・キャス(Vo,G)は拳銃の暴発で死亡、その後
ピーター・セテラ(Vo,Bass)はソロ活動のために脱退、ダニー・セラフィン(Drums)は
解雇とメンバーの入れ替わりがあったが解散せずに現在も活動しているらしい。
高校生の時に初めてブラス・ロックといわれた赤い箱の2枚組みLP
「Chicago」のアルバムを購入し、そのサウンドを聴いて衝撃を受けた記憶があるだけに、
今日買ってきたDVDは期待していた内容とは程遠く、ガッカリ。
演奏は上手いんだけど、何処かが違う。かつての輝きを感じないって言うのかな・・・
70年代のChicagoは本当に実験音楽的な要素があってワクワクしたけれど
テリー・キャスが死亡して、ラブ・バラード路線に移行した80年代にはいくつか
ヒットこそあったけれど、ピーター・セテラが抜けるあたりから、ハッキリ言って
このバンドは、かつてのワクワクする魅力が無くなってしまった。
ピーター・セテラの後釜ボーカルも上手いけれど、何処か引き付ける魅力は無くなり
80年代以降は、解散こそしなかったものの、バンドのパフォーマンスはどんどん
衰退して行ったような印象が強い。
色々と海外のバンドを聞いたりしてきているけど、最近は解散したはずのメンバーが
明らかに過去の栄光に縋って再び集り、もう一儲けしようと再結成する事を良く目にする。
一番、典型的なのがイーグルス。僕はアルバムをすべて持っているし、
自分でもカバーで何曲かやるほど好きなバンドだったが、今のイーグルスには興味なし。
それでもDVDを買って聴くんだけど、ドンフェルダーの居ないイーグルスはイーグルスではない。
ギターの音色に艶っぽさが無くなってしまったからだ。
ビートルズとローリングストーンズは、また違うかな?
ビートルズは売れて行く事によって、メンバー同士に初期の志と微妙に違いが出てきて、最後はメンバー同士の確執から解散と聞いているけど、彼らは音楽の形態が
今のようになった先駆者で、今もその楽曲は愛され続けている。
(ビートルズは余り詳しくないから、突っ込まないで下さい。)
ストーンズはその対極にあるバンドかな?
メンバーの入れ替わりが殆ど無く、初期のコンセプトを変えることなく
今でもずっと維持しているバンド、こういうのは結構少ないよね。
KISS、ドゥービー・ブラザーズ、エアロスミスなんかもその口かな?
中でもドゥービー・ブラザーズは、メンバーが入れ替わりながらも、
それに合わせて、音楽性もどんどん進化している気もする。
音楽性も変遷を重ねながら、「現役」って言う感じがするのはこのバンドだけかな?
KISSやエアロスミスもメンバーが代わっても、ストーンズ同様に音楽性は変わっていない。
Chicagoも実はそうなんだけど、どうも駄目になってしまったバンドのイメージが強い。
それだけ若い頃に好きで入れ込んでいたのかも知れない。本当に好きだったからね。
「Chicago」のDVDを観ていると、何処かのハウスバンドを見ているよう。
上手いんだけど、次の展開が予想できちゃったり、意外性が無い。
音楽のライブって言うのは、演奏する場所、オーディエンスの質とかが
微妙に影響して、その都度演奏が違うから意外性や驚きや、感動に繋がるんだけど
「Chicago」のライブDVDからは、そういったエネルギーが伝わってこない。
円熟・・・・と一言で言い表わすには、ちょっと違う気がした。
オリジナルメンバーのうち、ロバート・ラム(Vo,Key)、ジェイムズ・パンコウ(Tb)、
ウォルター・パラゼイダー(Woodwinds)、リー・ロックネイン(Tp)の四人は
クレジットされているけれど、テリー・キャス(Vo,G)は拳銃の暴発で死亡、その後
ピーター・セテラ(Vo,Bass)はソロ活動のために脱退、ダニー・セラフィン(Drums)は
解雇とメンバーの入れ替わりがあったが解散せずに現在も活動しているらしい。
高校生の時に初めてブラス・ロックといわれた赤い箱の2枚組みLP
「Chicago」のアルバムを購入し、そのサウンドを聴いて衝撃を受けた記憶があるだけに、
今日買ってきたDVDは期待していた内容とは程遠く、ガッカリ。
演奏は上手いんだけど、何処かが違う。かつての輝きを感じないって言うのかな・・・
70年代のChicagoは本当に実験音楽的な要素があってワクワクしたけれど
テリー・キャスが死亡して、ラブ・バラード路線に移行した80年代にはいくつか
ヒットこそあったけれど、ピーター・セテラが抜けるあたりから、ハッキリ言って
このバンドは、かつてのワクワクする魅力が無くなってしまった。
ピーター・セテラの後釜ボーカルも上手いけれど、何処か引き付ける魅力は無くなり
80年代以降は、解散こそしなかったものの、バンドのパフォーマンスはどんどん
衰退して行ったような印象が強い。
色々と海外のバンドを聞いたりしてきているけど、最近は解散したはずのメンバーが
明らかに過去の栄光に縋って再び集り、もう一儲けしようと再結成する事を良く目にする。
一番、典型的なのがイーグルス。僕はアルバムをすべて持っているし、
自分でもカバーで何曲かやるほど好きなバンドだったが、今のイーグルスには興味なし。
それでもDVDを買って聴くんだけど、ドンフェルダーの居ないイーグルスはイーグルスではない。
ギターの音色に艶っぽさが無くなってしまったからだ。
ビートルズとローリングストーンズは、また違うかな?
ビートルズは売れて行く事によって、メンバー同士に初期の志と微妙に違いが出てきて、最後はメンバー同士の確執から解散と聞いているけど、彼らは音楽の形態が
今のようになった先駆者で、今もその楽曲は愛され続けている。
(ビートルズは余り詳しくないから、突っ込まないで下さい。)
ストーンズはその対極にあるバンドかな?
メンバーの入れ替わりが殆ど無く、初期のコンセプトを変えることなく
今でもずっと維持しているバンド、こういうのは結構少ないよね。
KISS、ドゥービー・ブラザーズ、エアロスミスなんかもその口かな?
中でもドゥービー・ブラザーズは、メンバーが入れ替わりながらも、
それに合わせて、音楽性もどんどん進化している気もする。
音楽性も変遷を重ねながら、「現役」って言う感じがするのはこのバンドだけかな?
KISSやエアロスミスもメンバーが代わっても、ストーンズ同様に音楽性は変わっていない。
Chicagoも実はそうなんだけど、どうも駄目になってしまったバンドのイメージが強い。
それだけ若い頃に好きで入れ込んでいたのかも知れない。本当に好きだったからね。
「Chicago」のDVDを観ていると、何処かのハウスバンドを見ているよう。
上手いんだけど、次の展開が予想できちゃったり、意外性が無い。
音楽のライブって言うのは、演奏する場所、オーディエンスの質とかが
微妙に影響して、その都度演奏が違うから意外性や驚きや、感動に繋がるんだけど
「Chicago」のライブDVDからは、そういったエネルギーが伝わってこない。
円熟・・・・と一言で言い表わすには、ちょっと違う気がした。