『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

色々、考えた一日

2012年10月08日 | Weblog
3連休の最終日。
今日は浅草の仏壇屋さんへ行って、色々と相談してきた。

お袋が他界してあっという間に2年を迎えようとしている。
実家の跡にアパートを建設して「秘密基地」なるを作って
周りの人からは、『収入が確保されて良いねぇ』だとか
「サラリーマンの憧れだよなぁ」とか色々と言われるのだけれど
本当のところは、誰も知らないんだよね。

確かに実家の解体を、何もあんなに焦ってやることは無かった。
今になって思えば、あれも取っておきたかったって言うものが
沢山出てきたからね。

でも、逆にゴミになっても良いものを、大量に抱えていたかも知れない。
今だに着物と食器や人形類は捨てられずに「秘密基地」に在る訳で
思い切って捨てる決断をするには丁度良かった気もする。

でも「秘密基地建設」の真相は遊び部屋じゃないんです。

我家には2つ仏壇があった。それは今でも「秘密基地」にある。
一つは親父の家系の位牌が入ったもの・・・
これは本来、長男の兄貴が檀家と共に引き継ぐべきもの。

もう一つは祖父母の位牌が入った仏壇。
こちらは、お袋が亡くなった時点で、お寺との繋がりは切れて
そういう意味では引き継ぐ人が誰も居ない。

それで親父の宗派のお坊さんに相談したら
『家族なんだから、一緒の仏壇に入れても構わない』
と言われて、一つの仏壇に収めることにした。

でも、肝心の兄貴は海外在住。てな訳で、兄貴が帰国するまで
僕が位牌をあずかることにした。
でも今のマンションに、仏壇など置く場所が無いから、
今は位牌だけ持ってきて、僕の部屋に置いてある。
ある日、夢枕にお袋が出てきて何か言っていた。
そして、この間は写真の方向からおふくろの声が聞こえたんです。
僕は宗教家でも何でもないけど、去年の夏に親戚の伯母さんの
見舞いに行った時に『ゆうちゃん、何か持ってるね』
って言われたことを思い出して・・・・・

何か凄く気になって、友人の関係で霊感の強い人が居るので
相談してもらったら、『お母さんは荻窪にまだ居るよ』
って言われて、愕然となった。

僕も今、自分の部屋にあるお袋の位牌に『何かが足りない・・・・』
って、何となく漠然と感じながらこの一年間暮らして居たから
逆にその話を聞いて、『やっぱりな・・・』って思ったのでした。
それで仏壇を荻窪に置いて、そこにお袋の位牌を戻してやろうって・・・

でも、嫁さんや子供は今の家が良いって、実家の跡地に建てる計画だった
新居には住みたくなさそうだった。
それで、仕方が無くアパートにしてその一部屋に
僕の「秘密基地」を作って、お袋を荻窪に戻してやろうと思ったんです。

色々と仏壇屋さんに相談して、大きい親父の仏壇に
祖父母の位牌も一緒に入れてやれば、新しい物を買う必要も無いって・・・

これでやっと方針が決定した。
仏壇がデンと置いてある部屋は、不本意だけどお袋が落ち着く場所に
早く戻してやらないと・・・・って、僕も少し気が楽になりました。
コメント
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