今日は昭島市のリーグ戦。
今のところ無敗の相手で、前期に対戦した時は引き分けに終わった相手。
唯一、引き分けた相手が我々のチームで、いつもいい試合になる。
今日は交替メンバーが4人揃って、いずれも若手の助っ人的存在。
そのうちの一人は、目下6得点でチーム内の得点王。
僕はまだ3点でチーム内の第三位。試合前に
『皆、誰に点を取らせるチームか、解ってるよな?』と、
オーナーの特権を訓示してから試合に入る。(笑)
でも、今日も最初はゴールキーパー。
相手が強い時は、シュートが沢山飛んで来るので、
意外とキーパーは楽しいのですよ。
ところが、最初の失点は完全に僕のミス。
簡単に取れたシュートを、枠の外だと思って、
見逃したらカーブがかかっていて、枠のギリギリに入っちゃった。
二点目は、相手がシュートを打つ前に、
前に出そびれて、脇の下を抜かれちゃった。
前半途中に、コーナーキックをゴール前で競り合った時に、
相手フォワードの膝が背中の腎臓の辺りに入っちゃって、
余りの激痛に暫く動けない状態になった時は
『やばいなあ…』って、
久しぶりに身体にダメージを食らった感じだったけど、
痛みを堪えながら、その後は、落ち着きを取り戻して、
相手の猛攻を凌ぎながら、何とか2点のビハインドで終了。
後半はいよいよ、僕がフォワードで出場。
勝ち敗けにこだわらない、サッカーを楽しむチーム方針なので、
ここで再び
『皆、誰に点を取らせるチームか、解ってるよな?』と、
オーナーの特権を訓示。
皆が笑いながら『ハイハイ、解ってます』って、後半に入った。
今日は思いのほか気温が低く、僕にとって絶好のコンディション。
何故か心持ち、身体のきれも良くて良い感じ。
新しいスパイクが足にフィットして、走りもいつもに比べて楽だった。
後半早々に、また攻め込まれてディフェンダーがたまらずにファール。
大したファールじゃないけど、相手が上手かった。
で、PKになって3点差。
ここで、僕が『負けても良いから怖がらずに攻めるぞ』
って言って、センターバックに二人だけ残して反撃開始。
いつもこのモードに入ってからが、我々のサッカーになるんだけど
何故かスイッチが入るのが遅いのです。
その後は司令塔のKDMにボールが渡るたびに、素晴らしいパスで相手のゴールを脅かす。
相手のディフェンダーが
『相手はワンパターンなんだから・・・』って言うのを聞いて
『悪かったな、ワンパターンで・・・』って、よく知った相手同士で冗談を言う。
そしたら、相手が
『パスの精度が高すぎて、困ってるっていう意味ですよ』
と、何だか褒められちゃった。(笑)
そして、相手の焦りを誘って今度はPKを獲得。キッカーに司令塔のKDMを指名したら
僕じゃなくオーナーが蹴ってください。。。って言う。
それで、この間PK戦で外したリベンジを誓って、思い切り蹴りこんだ。
これで1-3。
そして次は、サイドから中央の司令塔に渡って、その瞬間に僕とアイコンタクト。
絶対に来るって信じて、右サイドから駆け上がった。
この感覚、司令塔のKDMが、入部した頃の感覚と同じ。
その年は、僕ともう一人のFWを加えた三人で20点近く取った、
スピードこそ違うけど、全くその頃の感覚が蘇った瞬間だった。
そしてオフサイドギリギリの絶妙のタイミングで、司令塔からパスが出る。
いつもなら間に合わないタイミングで、味方のみんなが
『あぁ、ちょっと長かったかな?』って思ったくらい・・・
ところが、今日はスパイクのせいか?
その後に自分でも信じられないくらい加速して、ディフェンスを振り切っちゃった。
そして、僕の前にボールが落ちる。
それを受けた時に前に居たのは、GKだけ。
そのままインサイドでワンタッチで押し込む。
ノーミスの完璧なゴ~~~~~ルでした。
みんなに『わはは・・・どや!』って、僕は得意満面の笑顔・・・・
試合はその後、攻め切れなくて負けちゃったけど、
今日は、イメージどおりの得点が出来て気持ちよかった。
試合後にみんなから『今日のゴールは本当に凄かった』
って言われて、ご満悦のゆうちゃんだったのです。
負けても笑顔で解散した、楽しい試合でした。
でもね・・・・奴ら、その後で
『明日から、練習の時に五月蝿そうだから一週間、我慢しような』だってさ・・・・(笑)