『ファールを貰いに行く』サッカーは好きじゃない

明日から3連休。
真ん中にサッカーの試合が入っていて、
主力メンバーの中には運動会で来れない人が何人か居る。

この間、つまらない試合をやってしまったから
あさっての試合は、点の取り合いとか、逆に守りあいとか
勝ち負けより楽しむサッカーにしたいなぁ。

僕らのやるサッカーは、所詮はアマチュアのゲーム。
勝ち負けは大事だけれど、第一優先は楽しむこと。
汚いファールをして、荒れた試合にしてしまうチームがあるけど
僕は、愚直なまでに自分達のスタイルにこだわってやる
汚いプレーやごまかしの無い、イングランドのようなサッカーが好き。
激しさと汚さは、似ているようで全く違うからね。

かのマラドーナが伝説の7人抜きをした相手がイングランドだったり
何かとアルゼンチンとぶつかって、話題になるけれど
僕は南米系の『ファールを貰いに行く』サッカーは好きじゃない。
あれが他のチームだったら、シャツを引っ張ったり
足をかけて転ばせたりして、止めていたと思うんだけど
イングランドは、そういうことは絶対にしないからね。
フットボールの本質って言うものを、いつも感じさせてくれるのが
イングランドのサッカーって言う気がします。

イギリスに行ったときに、列の並び方とか、とにかくズルをしない、
そういった国民性を随所で感じたのも、イングランドが好きな理由です。

日本がフィジカル的に弱い原因に、南米系のサッカーを
色んなチームが受け入れたこともあるんじゃないかって思う。
かの天才プレイヤー、前園も
『ファールを貰いに行く』サッカーをしてしまったから
本来、ペナルティーエリア内で怖さを発揮する彼のサッカーが
日本人の好きな中盤のゲームメーカーに仕立てられてしまい
結果的に、そういう方向に行ってしまった気がする。

僕は本田圭介みたいな、ファールされても平然とプレーしちゃう
そんな選手が好きだし、自分もそういう選手を目指してやってきた。

僕らのチームは、そういう意味では
『ファールを貰いに行く』ような奴は居ない気がするなぁ・・・・