中学生ロボコン 新指導要領で一変 窮地に
参加者激減、選択教科消え製作困難
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13497961365762
学校教育は、何処か間違ってる気がするね。
以前の日記にも書いた事があると思うんだけれども、
そもそも、学力の国際レベルって何よ?
英語が喋れて、数学が出来て・・・・いわゆる受験とか学力テストの延長にあって、
それに勝ったからってどうなのよ?
この記事にあるように、理工系の素養がある子供に興味を持たせる事や、
遊び的な要素が登校拒否の子供を引き寄せたり、
本来の教育ってそういった、子供の未来を見据えた
視線で考えて行かないと駄目だと思うけどぬぇ…
僕は小、中学校では全く勉強が出来なかった。
でも算数は好きで、暗算が自分の中では得意だった。
転校した時に、くらすの皆に「算数が好き」って挨拶したら、
成績が並みだったから「大した事ないじゃん」みたいに、
先生にまで言われて辛かったんだけど、僕は滅法足がはやかったのが幸いして、
運動系の方で頭角を現せたから、学校では何とかやれたけどね。
中学生の時に、家に転がっていた壊れた真空管ラジオを、
何となくいじって居たら音が出て、それからラジオの構造を調べたり、
電波が音に変わる事を知って、電気工学がたのしそうで、工業系の学校に進んだ。
でも学校に入ったら、今度はサッカーと音楽に夢中になっちゃって、
卒業研究まで、勉強なんて一切しなかった。
高校生の時にアマチュア無線をやっていた関係で、
卒業製作で作ったモールス信号変換器を製作する事になってから、
猛烈に勉強をして、何とか作り上げた時も、そういうきっかけがあったから。
結局、最優秀賞を貰って、研究室には朝日新聞から奨学金が出たり…。
いまや、僕はその電気工学で身を立てるようになったし、
会社に入ってから勉強したものしか、今の自分を支えているものは無かったり…
興味を持つものが、会社にあったということで、力をつけただけ。
つまり、教育なんて何処で化けるか?
解らない子供に、色んな道を示してやる事が使命なんじゃないか?
って思うのですよ。
つい最近になって、劇団の歌唱指導をしている石崎先生と話したことがある。
学校で教える勉強って、一生を通じて役に立つスポーツや
音楽、美術、技術家庭などの教科は、二の次になってるって・・・・
僕は大人になって、そういった事を
もっときちんと勉強しておけば良かったなぁ・・・って、つくづく思う。
会社に入ってくる、大卒以上のいわゆる高学歴の人間のうち
半分くらいは、頭でっかちなだけで、使い物にならないって思うしね・・・・。
理工系の学校を出ていて、工作をしたことがないって言うのが意外と多い。
そういった人間が、次世代のものを発想できるわけが無いと
この記事を見て、何だか日本は『単なる数字の競争』
が好きな国民性なんだって思ったりするのです。