昨日の秘密基地お披露目は確かに楽しかった。
来てくれたメンバーも、お店で飲むのとは違った趣の
リラックスした宴会になった気がします。
しか~~~~~し・・・・・
色んな問題がありました。
まず『秘密基地』は荻窪の閑静な住宅街の真ん中にある。
窓を開けて、普通に会話していても路地の外で声が聞こえるほど
静かな場所なので、大騒ぎして近所から苦情が出ないか?心配だった。
一人では広くてもやっぱり6~7人が適正の人数。
それ以上になると、ゆったりとくつろげなくなるから
秘密結社のメンバーがあと2人加わって全員剃ろうと、ちょっと狭い気がする。
ただ、こう言った場所を使うと、思わぬ行動をする人間が現れる。
まず、奇行を見せたのが「スパイ1号」。
そもそも、この日のために部屋を広くするために、
生活拠点を秘密基地に移すまで使わない風呂場を
段ボールなどのゴミ置き場として使っていた。
ところが、途中でトイレにでも行ったのかと思っていたスパイ1号が、
何やらゴソゴソと風呂場の所でやっている。
何事かと思ってみてみると、どうやら風呂場に置いてあった
段ボールや古着などのゴミを外に出しているだけじゃなく
すでに服を脱ぎ始めて下着姿になっている。
『折角だから、風呂も入らせてもらおうかと・・・』
こちらの目を盗んで、勝手な事を・・・・というか手際のよさに唖然・・・・
「スパイ1号」は秘密結社で一番、社内での地位が高く、
近いうちに経営陣に加わるであろう男。
この冷静沈着だと思ってた男でさえ、このリラックスした環境で
本性を暴露したのか?と呆れて絶句してしまった(笑)
おまけに、あろうことに僕が風呂に入る時に使おうと思って、
入口に掛けておいた、大事な大事なホテル仕様のフカフカバスタオルを使っちゃった
あぁぁぁぁぁ・・・・・まあ、それも仕方がないと諦めた
。
もうひとり
同じ部署で、今や立場上は僕の上司になった「テーブル男」。
こいつは酒を飲むと、どの時点からか分けが解らなくなるのが定番の男。
今日は持参したワインを飲んだ後に、急激に酔いが回ったらしく、
途中から完璧に寝ちゃって、イビキまでかいている。
また、誰かが連れて帰るのか?
いつもこいつを送って帰る役を決めて飲むんだけど、今日は最悪の場合、
このまま寝かせておくかな?なんて雰囲気。
これも、お店と違って寝転んで居られるからなんだろうから、
そう言う意味では、秘密基地での飲み会は良いのかも知れない。
そして、もうひとりは暴れん坊で食いしん坊の「デラックス」。
後から来たのに、まずは食うわ、飲むわ…人の倍は喰うね。
それは招く側としては嬉しいことなので、想定内。
しかし、いきなりロフトにハシゴを軋ませながら昇ったかと思ったら、
ロフトに置いてあるギターを弾けもしないのに、ガチャガチャ弄り始めた。
更に、ケースからマンドリンやバイオリンを引っ張りだして、
ギコギコ、不快な音を鳴らし始めた。
バイオリンはエレキギター並みに音が大きい上に、軋むような音は単なる騒音。
勘弁してくれと嘆願したら、今度は『俺はジャイアン♪』って
ドラえもんのジャイアンのような酷い歌を歌い始める・・・・
こういう奴らの奇行、蛮行も我慢したところで、時計は10時を回った。
それで片付けることになって「デラックス」がテーブルに手を付いた途端・・・
いわゆる、『逆・星一徹』状態で、テーブルをひっくり返して
テーブル上のビールやウィスキーを、思い切りぶちまけてくれた・・・・
新築のまだ、誰も入った事がなかったフローリングに・・・・・
そんな騒ぎがあっても、いびきをかいて寝ている大物の「テーブル男」。
まぁ、そんなことがあっても呼んだのは僕だから笑うしかない。
結局「テーブル男」も、みんなと一緒に帰って行ったのだが、
後で上着と、新品のジャージが忘れ物・・・・
あいつ、寒くないのかな?酔っ払って、感覚が無いんだな・・・・
てな訳で、秘密組織の秘密基地における秋季定例の会合は、有事終了。
破壊工作あり、奇行、蛮行の連続でした・・・・
もう二度と来るなよ・・・・(笑)