原爆の日

原爆記念日。
僕は、記念と云う言葉に、何処か明るい印象があるので
こう云う呼び方があまり好きじゃない。
かと言って、他に良い言葉が無いのも事実。

被曝していまだに苦しみながら生き続けている方だっている。
放射能の問題は、実際に被曝した人にも解らない部分があるのだから
本当に恐ろしい。

そんな中、こんなブログ。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/0f5fbf361cb8cf09dd85406a64eedf7c
こう云う事が全く報道されない事が不思議。

かのビキニ環礁で数回にわたって行われた『水爆実験』の被曝も
その頃の南半球の海は、放射性物質によって汚染されていて、
その事を知らされずに操業して居て被曝した人も大勢いる。

それも隠蔽され、さらにはそれで水揚げされた魚介類を、我々が口にする。
そんな恐ろしい事が、全て隠されているのだから・・・・

日本は核廃絶を声を大にして叫ぶ事が出来る唯一の被爆国家なのに、
『原子力は夢のエネルギー』などと、いつの間にか原子力推進の先頭に立たされてしまった。

時間と興味があったら
共同通信連載企画『日本を創る(原発と国家/復興への道)』
http://www.47news.jp/47topics/e/tsukuru.html
を、ぜひ見て欲しいと思います。
その当時、3300万の日本人が核実験禁止に署名し、反米・反核感情は最高潮に達していた
にもかかわらず、マスコミや政府によって国民の意識が変えられてしまった事。

原爆の日に、そんな事を思いました。