今日は雨降り。
梅雨入りしているのだから当たり前と判っていても、やっぱり雨は好きじゃない。
昼間、サッカーをやる事で、気分転換して夕方まで過ごす。
だから外へ出られない日は、デスクに居るしか無いから、ストレスが溜まる。
今日から7月。
と云う事は、もう今年は半分終わっちゃって後半に入ったって事?
正月から5月くらいまでは、芝居の稽古が毎週続くから、あっという間。
気持ち的にも充実した半年を、毎年送れている気がする。
去年、芝居が終わってから不眠症が酷くなり血圧が上がっちゃったんだもんなぁ…
それで、花を活けたり、ライブハウスに出かけたり、気分転換するようになって丁度1年。
また、ちょっとおかしくなりつつあるんだけど、もう少しの辛抱。
今はひたすら執筆活動。題して『設計遺書(仕事の記録)』。
今までやってきた仕事で技術資料や報告書に書ききれなかった
自分の仕事の記録や裏話的なものを書いて、を残そうかなって思ってやっている。
誰に見せるつもりでも無い、会社での自分の歴史記録みたいなもの。
昨日、その執筆中に6月末で契約が切れる、派遣社員の人が僕の席にやってきた。
今まで一回も話した事が無かったのだけれど、メールで挨拶を書いてきたので
『ご苦労様でした。この会社での仕事は如何でしたか?』と返事をした。
そうしたらその返事にこんな事が書いてあった。
『若くて、元気でよいと思いました。ただ、過去の設計と現在の設計の違いを、
あまり考えずに従来通りという事が多かった事。
また、問題が起きてもとりあえず動いているからという事で、
積極的に直そうという姿勢が見られずちょっと残念でした。
このような経験は、いろいろな会社で開発に取り組んでいて初めてでした。
失敗を問題ととらえて取り組まないと、前に進みません。
あまり接触する機会はありませんでしたが、短い間ですがお世話になりました。』
そんなやり取りをした後に、他に誰も居ない事を見計らって彼が僕の席にやってきた。
そして僕の書いている資料を見て、
『凄いですねぇ・・・・これ、本になりそうな内容じゃないですか?』
ちょっと照れ臭かったけど、嬉しかったですね。
僕の書いている物の内容が本に書いていない事だって判る人だったみたい。
『問題解決をしないのは、問題を調査するやり方が判らないみたいですね』
なんて事も言っていた。まさにその通り・・・・
『判らなければ判る人に聞けばいいのに、そのまま放置してやり過ごすと後に繋がらないですよねぇ』
これも、まさにその通り。
派遣社員に仕事への取り組み方を批判されて、恥ずかしいなと思った。
10分くらいしたら、グループ長が帰ってきたので、話を終わりにしたのだけれど、
離れ際に、『もっと関わりたかったですね』と言われた。
たった半年ちょっとの期間で、首を切られてしまう派遣社員。
最初で最後、たった10分ちょっとの会話が、僕にとって何だか凄く有意義だった。
と同時に、今の組織はやっぱり僕が感じている通り、他の人の目にも映るんだなって・・・・。
そう思いながら、やっと半分書き終えた『設計遺書(仕事の記録)』をまた書き始めた。
今日の時点の進捗はWordのA4で31頁。まだ4割も書けて居ない。
定年までに書き終えたら、印刷してファイルは捨てるつもり。
誰にも見せるつもりはないのです。