猛烈な勢力の台風11号が明日あたり、四国に上陸しそう。
その影響を受けて、関東地方も今夜半から大雨になりそう。
つい20年ほど前は台風と云うと、9月のイメージが強かったけれど
ここ数年は梅雨時に台風が日本へやって来て、梅雨前線を刺激して
各地に大雨を降らせると言うパターンになっている。
誰もが『地球温暖化の影響』と実感する現象なのかもしれない。
そんな中、国会では『安全保障関連法案』が自民党の強行採決で可決。
衆議院本会議でも可決されてしまった。
まぁ、民主党の無能政権がもたらした『負の遺産』によって、
死んだはずのゴキブリが生き返っちゃった・・・・と云う感じですね。
民主党と云うのは、もう存在意義が無いんじゃないかな?
かつての社会党を思わせる、レベルの低い政党です。
そもそも、その社会党から流れてきた議員が多いのも問題。
悪い素材が混じると、良い素材まで駄目にしてしまう典型・・・・
僕はそう見ています。
しかし、この法案を強行採決してまで可決してしまう安倍政権。
『国の交戦権はこれを認めない』という憲法9条2項で定めている事を
全く無視して、更にはその憲法さえも変えてしまおうという悪業。
仮に、後方支援で出向いた場所で紛争に巻き込まれ、交戦して
自衛隊の隊員が、『戦死』したとしよう。
この時に、国民は『国の為に戦って尊い命を失った』と心から思えるのだろうか?
国民が心から『哀悼』するのだろうか?
僕は気の毒だとは思うが『国の為に勇敢に戦ってくれた』とは思わないだろう。
そう思うように子供に教育するとしたら、それはまさに戦前回帰です。
学校の音楽の時間に『兵隊さんの御蔭です♪』と唄わされていた
あの忌まわしい時代に逆戻りするような、感覚に陥ります。
戦争を体験し、同世代の仲間を失った両親から
『戦争は、単なる人殺し』と言われて育った僕は、今の政治に違和感を感じる。
もしかして、僕の両親が教えて来た事を、次の世代に伝えようとしたら
『非国民』なんて呼ばれる時代が、再び訪れるような・・・・・
この法案を可決した自民党、公明党の議員の皆さん。
紛争地域には、まず自ら先頭に立って行って下さいね。
次の世代に、こんなものを残していいのだろうか?
これも政治に無関心な人達が招いた、結果なのかも知れませんねぇ・・・・