『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

新国立競技場の建設で思うこと・・・

2015年07月22日 | Weblog

新国立競技場の建設に関して大きく揉めているみたいだけど、
そもそもこの話、最初から自民党の誰かの利権がらみで、
ゼネコンと結託して進んでいるようにしか思えなかった。

建設費の問題だって、今に始まったわけじゃない。
1300億円をかけて作るほど、利用価値があるのか?
あの東京オリンピックで使用した歴史あるスタジアムに手を加えて
耐震工事やら、2階建ての屋根付き座席を増設するなり、
今の建設技術で、それこそ世界にアピールする方法が
あったように思うけど・・・・

僕も含めて、国立競技場解体に反対運動をした人が10万人も居たのに
それでも、見切り発車で強引に解体をしてしまった。
今となっては、後の祭りです。

いっそのこと、代替地で開催すればいい。
W杯の決勝を行った横浜の陸上競技場だってあるし、
どうせゼロから考え直すと言っても、1300億円ありきの
設計プランになるのは目に見えている。
最初から700億円くらいで出来るものをコンペすれば良かったのに。

デザインの選考委員は、価格のことを考えていなかった・・・・
というけれど、デザイナーの端くれとしてその言葉は頂けない。
そもそも、デザインというのは使う人を第一に考えて、
そして決められた予算の範囲でどれだけのものを作れるのかを
考えることが仕事だと思っている。

中には予算など関係なく、コンセプトデザインみたいなものも有るが、
それをそのまま作るようなことは、まずしない。
コンセプトデザイナーのザハ氏だって、いい迷惑だろう。

そして、程度の低い日本のマスコミはザハ氏のことを『アンビルトの女王』
などと言って、ザハ氏のデザインが悪いかのような報道をする。
本当に失礼な扱いだと、僕は感じていた。

この五輪を東京で開く意味はなんだったのか?
『東北復興』を世界にアピールして、復興に拍車をかけるはずだったんじゃないのか?

『コントロール下にある』と言い切った汚染水の問題は全く解決されていない。
『半径8km以内に会場をまとめ、金のかからないコンパクトな五輪』は
開催費用だけでも1兆円を裕に越すだろう巨大なイベントになっている。
安倍首相は世界中に、そんな嘘を言い続けている。
そして、国民の反対を尻目に強行採決で『安全保障法案』を決めようとしている。

森元首相が、私利私欲丸出しのコメントしたり・・・・
本当に、そんな金が有ったら東北に投資しろ!と言いたい。
我々都民は、東京オリンピックなど、やらなくても良いのです。

コメント
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