今日は、午後から本社の講義室で『定年セミナー』が有りました。
来年10月から3月までの間に定年を迎える人が対象。
僕を含めて15人ほど居たかな?
僕の年齢の社員は、オイルショック直後と会社が傾いた時期が
重なった関係で殆どが中間採用。
僕が就職に興味がなかったのも、これといって行きたい会社が
見当たらなかったということもあった。
そのお陰で逆に自分がやりたいことを、やって来れた気がします。
今の会社に就職したのは、20歳で高専を卒業してから12年後。
32歳で入社したから、定年まで28年も続いたことになる。
つまらなくなったら、いつでも辞めるつもりで居たけど、
これだけ続いたのは、仕事が面白かったということですね。
最初は本当に3,4年続けばいいかなって思っていました。
セミナーでは年金の事や、退職金の運用について説明を受けて、
僕の場合、62歳から年金をもらえるので、とりあえず2年間は
退職金やちょっとした仕事でもして食いつなごうかと思ったり・・・。
そんなことを聞いていると、いよいよ定年退職が間近に迫ったなぁ、
という実感が湧いてきました。
自分なりに良く頑張ったって言う自負はありますが、
最後の最後で、つまらない幕引きを強いられてしまった。
最近は、パソコンのデーターを消去する作業に専念してます。
後継者育成は不要・・・・と組織から宣言された以上、
僕の知識などこの部署では必要としていないのだろうから、
今、執筆している『設計遺書』も残す気持ちはありません。
あくまで、自分のやってきた記録として、書き上げたものは
メールで自宅に送って、消去してしまう計画です。
明日は雇用延長の件で、本社に呼ばれているんだけど、
多分間違いなく、何処からもオファーは無いでしょう。
今までの雇用延長の人たちを見ていると、定年のときに居た部署で
働いている人ばかりですから、会社として再雇用で人を生かす
なんて発想が有るとは思えませんからね。
オファーなし・・・・
と言われたら、『雇用延長』の希望を取り下げるつもりです。
今の部署に居るくらいなら、辞めた方がマシです。
さて、明日は予想通りの展開になるんでしょうか?