トランプ氏が次期アメリカ大統領にほぼ決まった。
米国第一主義って、本当にアメリカが良くなるのかね?
アメリカ人っていうのは、基本的に自分たちが一番だと思っている。
輸入品に関税をかけて、国内産業を盛り返そう・・・・
この発想ははたして正しいのか?疑問だけれどね。
関税を安くして、物を安く手に入れることが出来ても、
それによって職を失って、それらを買う事が出来ない人たちは
やっぱり保護主義に賛同するんだろうし・・・・
そういう人たちが、アメリカに多くなったって事なのかね?
退役軍人の票が、トランプ氏に多く流れたっていう話もある。
米国が自由獲得のため世界中に軍隊を繰り出して、戦ってきたけれど
結果として、戦争で得られたものは何もなかった・・・・
それは事実なんだろうけれど、だからと言って自国第一主義に
それがつながるっていう発想もよく判らない。
今、高品質の日本製品が、世界中で見直されている。
海外ブランドに憧れる人は、それはそれでいいだろうけれど、
日本人が作る製品は、どんなものでも品質が高い。
これは国民性から来るものだから、中国や韓国がいくら真似しても
同じものが作れない。
その証拠に、中国や韓国から来る観光客が日本製品を買い漁る、
いわゆる『爆買い』が起きているじゃないですか。
その『爆買い』も、中国政府が輸入関税を引き上げて減ったみたいだけれど
いまは直接買わずにインターネットで買う方向に進んでいるみたい。
中国製の製品みたいに、インターネットじゃ怖くて買えないのとは違って、
日本製品や日本の業者は、インチキをしないからね。
イギリスのEU離脱にトランプ氏の勝利。
難民の流入でイタリアやドイツ、フランスの極右勢力が台頭してきているとか・・・
なんだか、自国の利益優先主義が大恐慌や世界大戦を引き起こすような、
半世紀前の世界に逆戻りしているように感じるのは僕だけかなぁ?
今まで世界中で取り組んできたグローバル化って、何だったのかね?
退役軍人や、高齢者たちが自分たちの権利などを主張するのも判らないでもないけれど、
これから未来を担う若い人たちにとって、本当に希望が持てる社会になるのだろうか?
僕には今の世界の動きが、良いものとは思えないですけれどね・・・・。