『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団•ACファクトリー『新撰組が キル!』

2016年11月18日 | Weblog

今日は、新宿御苑から歩いて5分の所にあるシアターサンモールという小劇場で、
ACファクトリーという、アクション系の劇団の芝居『新撰組が キル!』
http://www.acfactory.com/kill.htmlを観てきました。

この芝居に、僕の参加している劇団の芝居に4年前から出演している、
石井慎一郎君が出演しているので、インターネットでチケットを購入して
観に行ったのでした。

シアターサンモールは、座席数294のいわゆる小劇場。
座席がガタガタして、ちょっと気になったけれども、
芝居が始まったらそんなことは全然気にならなかった。
それくらい芝居はテンポが良くて、台詞も良く聞こえる、
質が高く、退屈しない芝居でした。

強いて難点を挙げれば、最初のダンスが今一つ。
これは殆どの劇団やダンスパフォーマンスに言える事なのだけれど、
一人ひとりが、自分のダンスを見せようとしていて、細かいところで合って居ない。
シンクロナイズドスイミングや団体の新体操のように、
ぴったりと動きが合って居ないと、なんかバラバラ感があるものです。

日本のダンスシーンとアメリカのそれとの違いは、これですね。
アメリカのダンスシーンは太った人が混じっても、動きのタイミングがぴったり合っていて、
振りの大きさが多少違っていても、見ていて気持ちが良いものです。

もうひとつの難点は、この劇団の売り物『殺陣』。
とにかく長すぎる。
セリフのやり取りの小気味よさや、芝居のテンポの良さが
長い殺陣のお陰で『まだ続くのかよ?』なんて気分になってしまった。

まぁ、気持ちは解りますけれどね・・・・・

それ以外は本当に楽しめた、素晴らしい公演でした。

僕的には『ウィーアーザ・ワールド』をアレンジして、出演者全員で唄う
『良いじゃないか!』というアンサンブルが良かったですね。
たぶん、音楽担当者は『ウィーアーザ・ワールド』が大好きなんでしょう。
同じく大好き人間の僕が観て、大笑いするほど原曲を意識してた。

マイケルジャクソンや、ボブ・ディラン等を意識した唄い方をさせているのが
『ウィーアーザ・ワールド』が大好きな僕には、爆笑ものだったし、
そう言ったところに演出の笑いのセンスを感じましたね。

途中の『殺陣』でちょっと疲れたけれど、それでも休憩なしの2時間半は
楽しく観劇できた、良い芝居だったように思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする