『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア・台本読み4回目

2016年11月19日 | Weblog

本読みもいよいよ舞台上での動きをイメージしての稽古。

セリフの言いまわしも、動きを頭に入れながらのやり取り。
相変わらず、台本の棒読みをしている人が多いですが、
その中でも、今回から新たに加わったMさんはちょっと違います。

Mさんはいきなり劇団最長老になる御高齢の御仁で、芝居は初めて。
劇団の怪物オヤジの知り合いで、ボート繋がりらしいのだけれど、
『今までやった事がない、何か新しい事にチャレンジしてみたい』
という事で、劇団に加入してきた御仁。
経済界では顔が広い方なので、人生経験も豊富な感じがします。

そんな『最高齢の新人』が、凄く台本を読んで来ている。
まだセリフにたどたどしさがあるにしても、棒読みとは違う。
Mさんは、この芝居の舞台となるバーのバーテンダー役。
そういう意味では、重要な役になります。

Mさんの出番は、僕と二人だけのやり取りのシーンが多いので
色々と相談しながら、稽古しているのですが、気持ちが伝わってくる。
結果的には大根役者になるかも知れませんが、それは僕とて同じです。
それよりも、台本をきちんと読んで稽古に来てくれている事が嬉しいですね。

対して僕の相手役となる主役の『姉ちゃん』。
僕よりちょっと年上で、僕の姉貴と同い年なので、
僕が劇団に入ってからずっと、『姉ちゃん』と呼んでいるのですが
この『姉ちゃん』、どんな役をやっても同じ役に見えちゃう、
典型的なワンパターンの芝居をする役者さんです。
まぁ、これに関しても僕は他人の事を言えませんがね・・・・・(笑)

前回、組んだ主役の女性Оさんは、セリフに難点が多々有るけれど、
役作りという点では、ずっと上手いと思って芝居をやりました。
それまでは、相手役によって自分の役作りが変わって行けなかった。
ことごとく、ワンパターンの相手しか居なかったし、
期待して、いろいろ意見を言っても変わってくれなかった。

そんな点でも今年の4月の公演は、自分としては良い芝居が出来た。
今まで以上に『芝居は一人でやるんじゃない』って感じた公演でした。
相手役に初めて恵まれた・・・・って思ったほどです。

そんな事を思いながら、今回は自分の役作りで相手役を変えてやろう・・・・
なんて、生意気なことを考えています。
もう少ししたら立ち稽古に入るのかなぁ?
立ち稽古になると、また少しずつ変わって行くのも稽古の楽しいところです。

コメント
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