最近、そう感じることが多くなってきた。
来年1月には64歳になりますからね。
僕の親父は63歳で他界しました。
親父はきっと、やり残した事が沢山あったんじゃないか・・・・
って、この年齢まで生きて、やっとそう云う事を思うようになりました。
なので、我々兄弟は63歳と言うのが、一つの目標になっている。
そうは言っても、人生の残り時間はそう長くは無い。
間違いなくスタートからゴールまでの3/4くらいは、歩んできた気がします。
定年退職した後に、雇用延長で会社に残っている人たちの目的は、やっぱり収入なのかな?
退職金とか貰っても、子供の教育費とかかかるのだろうか?
我が家も娘二人が大学へ行っていたら、そうしたかも知れないですけれども。
でもね、高齢化社会に入った国の方針とは言え、定年退職した人間が雇用延長して会社に居座ると、
その分、若い人の働く場所を奪って居る気がします。
僕は同じ定年退職を経た人間として、雇用延長している世代を見ていると、
自分の付加価値を上げる為に、後継者を育てる努力をしないで居るようにしか見えないのです。
いわゆる『○○さんが居ないと・・・・』と言われる人達です。
特にこれは、子供の頃から競争の中で生きて来た団塊世代に多いです。
後継者不足で、産業自体が衰退している業界もある。
他に代わりが居なければ、自分が必要とされて仕事が有るんですから、
後釜を育てないで居た方が、自分の賞味期限も伸びると言う訳です。
今は『正規雇用』される事が、簡単じゃない時代。
僕は若い人たちに正規雇用の道を作ってあげるのが、年寄りのやるべき事、
その為に、少し謙虚になる必要があるんじゃないかな?って思ったりします。
年寄りが図々しく居座るから、若い人が座る場所がなかなか出来ない。
そのうち電車の中で見かけるみたいに、若い人に
『シルバーシート』まで奪われてしまわないか・・・と、思いますね。
僕は定年前の10年間、後継者を育てる事しか頭に無かった。
自分で抱えている仕事は、若い人に手伝わせて後を引き継がせる。
一旦渡したら、アドバイスはしますが、二度とその仕事はやらない。
但し、若い人がミスした時に責任だけは取る。それで良いのですよ。
お陰で僕には信頼できる後継者を2人、本社に残して定年を迎えられました。
子会社でも一人育てようと思ったのだけれど、こちらは会社から拒否された。
これにはちょっと驚きましたが、まぁ仕方が無いと諦めました。
この『諦めた』時点で、全てが終わった気がしました。
その後、若い本人が自力でやろうとしなかったらしいので、
結果として後継者は育たず、今に至っているようですがね・・・・・
まぁ部下の中には、
『貴方には成果物が無い』
などと、ほざいて辞めて行った若い人も居ましたが、
彼らにとっての『成果物』とは、金を出せば外にいくらでも代わりが居るような、
コピー&ペーストで楽して描き上げた図面と、簡単なソフトウェアを組む作業が仕事ですから、
僕が管理職になってから、躍起になっていた実験や開発などの職場環境作りなどは、
『成果』であっても、彼らの言う『成果物』じゃないのですよ(笑)
もう、そんな事はどうでもいい。
僕に残された時間を、楽しい時間にする事しか今は考えていません。
人生の残り時間はそう長くないのですからね・・・・。
来年1月には64歳になりますからね。
僕の親父は63歳で他界しました。
親父はきっと、やり残した事が沢山あったんじゃないか・・・・
って、この年齢まで生きて、やっとそう云う事を思うようになりました。
なので、我々兄弟は63歳と言うのが、一つの目標になっている。
そうは言っても、人生の残り時間はそう長くは無い。
間違いなくスタートからゴールまでの3/4くらいは、歩んできた気がします。
定年退職した後に、雇用延長で会社に残っている人たちの目的は、やっぱり収入なのかな?
退職金とか貰っても、子供の教育費とかかかるのだろうか?
我が家も娘二人が大学へ行っていたら、そうしたかも知れないですけれども。
でもね、高齢化社会に入った国の方針とは言え、定年退職した人間が雇用延長して会社に居座ると、
その分、若い人の働く場所を奪って居る気がします。
僕は同じ定年退職を経た人間として、雇用延長している世代を見ていると、
自分の付加価値を上げる為に、後継者を育てる努力をしないで居るようにしか見えないのです。
いわゆる『○○さんが居ないと・・・・』と言われる人達です。
特にこれは、子供の頃から競争の中で生きて来た団塊世代に多いです。
後継者不足で、産業自体が衰退している業界もある。
他に代わりが居なければ、自分が必要とされて仕事が有るんですから、
後釜を育てないで居た方が、自分の賞味期限も伸びると言う訳です。
今は『正規雇用』される事が、簡単じゃない時代。
僕は若い人たちに正規雇用の道を作ってあげるのが、年寄りのやるべき事、
その為に、少し謙虚になる必要があるんじゃないかな?って思ったりします。
年寄りが図々しく居座るから、若い人が座る場所がなかなか出来ない。
そのうち電車の中で見かけるみたいに、若い人に
『シルバーシート』まで奪われてしまわないか・・・と、思いますね。
僕は定年前の10年間、後継者を育てる事しか頭に無かった。
自分で抱えている仕事は、若い人に手伝わせて後を引き継がせる。
一旦渡したら、アドバイスはしますが、二度とその仕事はやらない。
但し、若い人がミスした時に責任だけは取る。それで良いのですよ。
お陰で僕には信頼できる後継者を2人、本社に残して定年を迎えられました。
子会社でも一人育てようと思ったのだけれど、こちらは会社から拒否された。
これにはちょっと驚きましたが、まぁ仕方が無いと諦めました。
この『諦めた』時点で、全てが終わった気がしました。
その後、若い本人が自力でやろうとしなかったらしいので、
結果として後継者は育たず、今に至っているようですがね・・・・・
まぁ部下の中には、
『貴方には成果物が無い』
などと、ほざいて辞めて行った若い人も居ましたが、
彼らにとっての『成果物』とは、金を出せば外にいくらでも代わりが居るような、
コピー&ペーストで楽して描き上げた図面と、簡単なソフトウェアを組む作業が仕事ですから、
僕が管理職になってから、躍起になっていた実験や開発などの職場環境作りなどは、
『成果』であっても、彼らの言う『成果物』じゃないのですよ(笑)
もう、そんな事はどうでもいい。
僕に残された時間を、楽しい時間にする事しか今は考えていません。
人生の残り時間はそう長くないのですからね・・・・。