『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

家族草子

2024年02月08日 | 定年退職後の人生
今日は豊島区民センターの多目的ホールで開催された『家族草子』を観てきました。

家族草子は、作家で作詞家でもある森 浩美氏が主宰する演劇集団で、
台本を手にしながら演技をするという、朗読と芝居を融合させたもので、
更にギターやピアノの生演奏を加えた独自のエンターテイメント。
大掛かりなセットや装置も用いらず、舞台上にあるのは椅子のみ。
演者はシンプルなモノトーンの衣装を着用。
他の朗読劇とは異なり、座ったままではなく、芝居同様に舞台上を動き回る。

先だって見たアマチュア主体の前衛的な朗読劇に比べると、
演者の殆どがプロのうえに、芝居内容も身近な話で判りやすい内容でした。
特に最初の『月の庭』は、双葉文庫から出版されている森 浩美氏の著書
『終の日までの』からの脚本で、相続で集まった兄弟の話。
この本を読んでいたことや、自分の体験と被る部分もあったりで、見入ってしまいました。

今日の朗読劇は動きがあり、俳優の表情も素晴らしく、
プロの役者らしく、芝居も見応えがありました。

ただ今日の朗読劇は、我々の劇団がやっている『演劇』とはちょっと違う気がしました。
我々の『演劇』は舞台装置(セット)があって、台詞が無くても表情や仕草で表現したり
台詞のやり取りにも間があったりで、観る側に考えさせない部分があるものだと思っている。

でも、やっぱりプロは上手いです。
色々と勉強になる部分がありました。



コメント
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