NHKの公開イベントとして、予てから関心のあった『NHK秋のふれあい広場』を見学してきた。
放送センターの一部を公開して、『教育フェアー2008』としてNHKの教育サービスを直接体験できるイベントである。
最近の画期的な科学技術の進化による最新の放送技術を体験できることに、大変興味をもっていた。
会場の放送センターの館内や屋外には、渋谷フェスタの開催もあって子供連れの見学客でごった返しの状況で、入口から長い列が出来、前に進めない様子だった。
オープンスタジオでは、『きょうの料理』番組の収録中でグッチ裕三などが出演していて、観覧席は満員の盛況。
いつもテレビ画面を通じてみるスタジオの全景やプロデユーサーの指示、カメラ位置、照明、舞台装置などを見ることができて非常に興味深いものだった。
アニメスタジオでは、これまでの新旧のアニメ番組やキャラクターが勢ぞろいしていて、子供達に大人気で、
一緒に記念写真を撮りながら子供達のニコニコ顔が本当に印象的だった。
アナウンス体験コーナーでも、子供達が代わるがわるニュース原稿をアナウンスする体験をしていたが、
音響効果や観客の反応を確かめて満足感を味わい将来アナウンサーを目指すのだろうか?
また、 『世界の言葉でこんにちは』のコーナーでは、会場で特製のパスポートをもらい五ヶ国語で会話が出来るようになっており、
各国のスタッフと、「こんにちは」、 「ありがとう」と、ネイテイブスピーカーと臆することなく会話をしている光景は、微笑ましかった。
スタジオパークでは、山田邦子が司会で「日曜バラエテイ」が生放送されていたが、スタジオ内外ともに、満員の状況でひと目だけでも生を見ようと、スタジオ前は大混雑であった。
館内広場には、至るところに戦後の放送技術の進展や最新技術が紹介されており、NHKの技術レベルの高さを実感する事ができた。