2008紅白歌合戦の出場者が発表され、歌手の悲喜こもごもが報道されている。
この1ヶ月ほどは、Websiteで出場歌手の予想が大変な賑わいであった。
それを見ても国民行事として人気の高さが伺え、視聴者のそれぞれの立場で好きな歌手や嫌いな歌手など、話題もつきない。
我々世代では、やはり演歌第一で演歌ジャンルでは、だれが選ばれるのか?あのジェロや清水博正は?と興味があった。
ジェロは、大方の予想通り初出場を果たしたが、期待した清水博正は残念ながら落選した。
演歌歌手は、男女共に6、7名で3割弱でNHKという立場では、例年通りの選出だろうか?
CD営業成績・NHK貢献度・アンケートなど、選出基準はいろいろあるのだろうと思うが、視聴者にとっては、好きな歌手の出場に一喜一憂しているようだ。
清水博正には、あの美声やこぶしの効いた唄い方など、このような歌手には、最近お目にかかっていない。
『雨恋々』や『里山しぐれ』のデビューCDは勿論、最近発売された初アルバム『魂の歌』も、直ぐに買い求めたが、どの店に行っても、在庫なしであった。
そのデビューの逸話は、すでに有名であるが、『演歌心』、『演歌一筋』を自他共に認める歌手は最近では珍しいのでは?
人の悲哀を歌で表現する能力は、本当に抜群である。
自分の大好きな歌である二葉百合子の『岸壁の母』も、ファーストアルバム「魂の歌」に収録されているが、その表現は二葉百合子以上に感動を与える。
清水の最も好きな曲だそうである。