知人の画が出展されている水彩画グループ展示会に出かけてきた。
展示ギャラリーも、こじんまりとした青山の素晴らし会場であった。
初日であったため出品者や水彩愛好者が多勢見えていて、すばらしい作品と作者との出会いがあった。
出品者には、現在指導者として活躍されておられる方が多く、その一人にいつも参考にしている画家の作品もあり、
知人に紹介を受け大きな財産を得た気分である。
多くの作品を鑑賞することが、上達の秘訣であるが、多くの来場されている愛好者とお茶をしながらの『水彩談義』で、感性を磨く有意義な時を過した。
展示作品には、海外のスケッチ旅行での作品が多かったが、毎年グループでスケッチ旅行に出かけているそうだ。
渋谷マークシテイで一般公開されたばかりで、制作後30年以上行方不明だったそうで、大きな話題となっている。
通行人のみならず、わざわざこれを見に長野から来たのだという旅人が、
カメラを向けメモを取っていたのが印象的であった。
岡本記念館もすぐ近くであるが、ゆかりの地である渋谷が「安住の地」なのだろうか?話題はつきないようだ。
作品『明日の神話』は、「原爆が炸裂した悲劇の瞬間」を描いたものだそうであるが、
大きさや色や大胆なデザインに圧倒された。