今年から、秋開催に変更となった『湘南国際マラソン』に出場した。
前回(今春)は、コースの台風被害により、30Kmで行われたが、再びフルマラソンに戻り秋の大会となった。
朝から生憎の雨模様であったが、スタート時には雨もあがり、一時的に小雨もあったが絶好のマラソン日和になりました。
参加者は、今年はさらに増えて20,000人になり、神奈川県最大のマラソン大会になったようです。
この大会は、『地域振興』と『環境保護』をアピールして、行政機関とランナーと地域住民・企業が一体となって、
大会を盛り上げるというモデル大会に成長してきたように思う。
第1回からランナーとして参加し、ボランテイアとしても参加してきたが、
これまでマラソンと全く縁の無かった住民も、ボランテイアとして参加して大会に係わり大会を成功させ、
楽しむという形が出来つつあることを感じている。
ともするとマラソン大会は、主催者とランナーだけのもので、地域住民にとっては迷惑しているだけという傾向があるが、
共に参加して一体感をもつことが、成功のキーであると感じている。
コースが、大磯・二宮から平塚、茅ヶ崎、藤沢まで、神奈川県の幹線道路である国道1号線と134号線を、
半日以上全面封鎖するため地域への影響は少なくないはずである。
ゲストランナーには、あのワイナイナや千葉真子、間寛平、丸山和也、杉山愛などの他、
地元の徳光アナも応援団長として招かれていて非常に盛り上っていた。
女性ランナーも、5,000人を超え4人に一人を占めるようで、女性のマラソンブームを顕著に示していた。
ランニング姿も、女性のユニホーム姿はカラフルで実に美しい。
最近は、どこの大会でも見られるが、楽しい仮装姿のランナーも多く、沿道の喝采を受けていた。
ただ、早朝のJRは、本数が少なく、下り電車には乗り切れない客もいたようだ。
会場が、最寄の駅である二宮や大磯駅からは遠く、臨時バスも少なくとてもさばききれない。
帰りは、バスが準備されていたが、これまた長い列が出来ていて待ち時間がながく、
駅まで歩く人が多かったが、フルの後の脚には厳しい。
「次回はもう辞めた」というランナーも多く、大会事務局はどのように改善するのだろうか?