子供を対象にした、本格的な『スポーツ自転車スクール』~子ども自転車教室~が藤沢にやってきた。
先のサイクルモードで開催案内を受けて、今日の本番の日を待っていた。
市スポーツ財団の主催であるが、交通安全協会が後援して、地元出身のあの全日本選手権を制した「山本雅道選手」ほか、
プロ選手が多勢来ており 大変盛り上っていた。
参加した子供達は、小中学校生が何と100名近いだろうか?
この教室『ウイーラースクール(Wielerschool Japan)』は、自転車競技の本場ベルギーでのカリキュラムを元に、
自転車に親しむ子供達を対象に、自転車を利用し楽しむために、交通ルールのマナーや環境への取組み、
テクニックなどを基本から学ぶ教室だそうである。
昨年から全国展開で、各地で開催されているようだ。
自転車は、 「健康によい・環境にもよい」趣味としてスポーツ分野で広く拡がっており、ブームになっている。
特に、子供達に焦点を当ててサイクルスポーツの楽しみ方や安全に乗る為の基礎知識を学ぶ機会を作っているそうだ。
会場は、『周回コース』や『基礎体験コース』が準備されており、親子連れで一緒に基礎から熱心に講義を聞いていた。
基礎コースでは、講師が熱く自転車の基本を語り、ルールや走り方などが丁寧に説明されていたが、両親にもしっかり聞いて学んで欲しいものだ。
体験実践では、”まっすぐ走ってブレーキ”や”一本橋走行”、”スラローム”などの基本動作の反復練習が繰り返されていた。
経験者コースでは、プロ選手の先導で集会コースを走りながら、カーブの走り方やブレーキのかけ方、ギヤチェンジなど、子どもにはハイレベルのテクニックに及んでいた。
最も関心のあったのは、子供達がどんな自転車(バイク)や用具を使っているのか注目したが、これがビックリである。
大人顔負けの高級ブランドでヘルメットやユニホームなど、ビシッと決めているのである。
決まっている子どもに聞けば、既にトライアスロン大会などを経験しているそうで、親も期待しているようだ。
スクールが期待するように、世界に通用するサイクリストがここから育っていって欲しい。
あのサイクル王子様の別府兄弟や山本雅道選手なども、この湘南出身である。
ここでもサイクルスポーツブームを実感した。
自転車環境は、残念ながらまだまだ整備されておらず、歩道をはしるのか車道を走るのか?どちらを走っても、
『歩行者優先』 『車優先』でサイクルスポーツを楽しむ環境は お寒いところである。