ボジョレーヌボーが解禁されて、ワイン愛好家が大変大騒ぎになっているようであるが、折りしも今年は、
『日仏交流150周年』になるそうで、多くの記念イベントが開催されている。
フランスと言えば、やはり自転車天国でツール・ド・フランスを連想するが、『日仏交流150周年』の記念イベントとして、
『ジャパンカップ・サイクルロードレース2008』が先月 宇都宮で開催された.
フランスを代表するスポーツであるサイクルレースの日本版『ジャパンカップ』が、
厳正な審査を受けて、記念イベントとして登録されたそうだ。
その経過を知っていかにも自転車王国フランスらしいと驚いた。
さらに、ジャパン・カップ サイクルロードは、第17回大会の本年度よりUCI(国際自転車競技連合)認定の
オークラス(超クラス)のカテゴリーに格上げされたそうだ。
UCIアジアツアーの最大のサイクルレースになったのだそうだ。
地元のイベント重なり直接現地に行けなかったが、昨日J-スポーツで再放送されてレース模様を確認する事ができた。
レースは、ツールやジロのお馴染みのクネゴやイヴァン・バッソなどトップ選手など64人が出場するという凄いメンバーである。
あのサイクル王子様 別府匠も期待され、6万人を超える多くのファンが駆けつけたようだ。
約14キロの周回コースを10周回するコースであったが、アップダウンの激しさは、ツールの山岳コースにも引けをとらないそうだ。
レース展開は、前半日本選手が選考していたが、予想通り終盤は集団に吸収されて、最終周回では、
バッソ、クネゴ、ヴィスコンテイ、アニョーリのイタリア選手の駆け引きとなり、最後のスプリント勝負でクネゴが指し勝っていた。
日本選手は、9、10位に土井、西谷が入ったが、王子様はいつの間にか消えていた。
それにしても日本で、欧州のトップ選手が走るこのようなレースが開かれるようになったとは驚きであった。