都心では最も人気の高い散策スポットである神宮外苑の銀杏並木の黄葉が見頃になってきたとの情報を得て出かけてきた。
午後から小春日和となり、青空と晩秋の陽がさすイチョウの黄色が見事に調和していた。
イチョウ並木の黄葉は、一部緑葉が残っていたが、これがまた黄緑色の美しいトンネルとなっていた。
昨夜の落葉なのだろうか、散り敷いた落葉の黄色の絨毯もその上を歩くのが惜しいようなキャンパスになっている。
バス旅行の団体客が、綺麗な落葉を丁寧に拾い集めて 大切に持ち帰っていた。
平日のため中央道は、車が駐車し、走行していたが、歩道には多勢の散策客が足を止めて撮影に夢中であった。
この銀杏並木は、大正12年に誕生したそうで、青山通りから絵画館が大きく見えるように、絵画技法の遠近法を使って樹の高さを青山通りから樹高順に植えているそうだ。
その樹形も、他の銀杏木とは異なり、見事な円錐形が保たれており、4年ごとに整枝剪定されているそうだ。
絵画館側の噴水池周りでは、いちょう祭りが行われており、全国各地の名産品コーナーがあり、散策客が懐かしいふるさとの物産を興味深く人気を呼んでいた。
青山通りの入口では、絵画教室の生徒さんたちが、3グループ約40人弱が競って筆を振るっておられたが、
聞けば毎週スケッチにきているそうで、写真ではなく自分のみたままの光景をキャンパスに残したいのだと言われていたが、すばらしい。
イチョウの樹に、沢山の垂れ下がっているコブが見受けられるが、このコブは何だろうか?