早朝三時半に始まる魚市場で仕入れたイワシを十時過ぎに我が家へ売りにきてくれる。
本当に獲れ獲れの新鮮なものだ。
家内は直ぐに捌いて、油で揚げて三杯酢に浸け、お昼ご飯のおかずになった。
実に美味い。最高の贅沢だ。
テレビのグルメ番組とは違って掛け値なしの味だ。
1パック250円でミシュランの東京銀座の高級店では味わえない御馳走になる。
銀座の店には行ったことありませんが、我が家のイワシの南蛮漬けと新米の炊き立ちご飯の組み合わせは最高。
先日も月に一回の友人達との飲み会で、とても全部自前だと高齢者の我々は誰も行かない街の高級料亭に行ったけれど、これは美味いな、と思った料理はお吸い物だけだった。
料亭は料理よりも”雰囲気を食し”に行く所なのかもしれない。