ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

老人の時間の過ごし方

2012-10-26 10:16:23 | Weblog


所謂老後をむかえると自由に使える時間は一杯できる。
少なくとも働いていた時と違って、最低でも1日の労働時間8時間分は自由時間に生まれ変わる。
そこで、さて何をして過ごそうか、となってくる。
テレビでBBCのミステリーにハマって、本場英国のミステリーものを読み始めた。
拙い英語を辞書を頼りに、手探をしながら読んでいると、家内に「お父さん、そんなミミズの糞みたいな切れ切れの読み方で、面白いの」と笑われた。それでも読み進んで行くと、日本語と違って丁寧に読むから物語にはまり込むような気がして、結構面白くなって行った。言葉の表現の違いや、思わぬ同一性にも面白みができる。
今回読んだZERO DAYはアメリカの作家だったが、米ソ冷戦時代の核開発競争の負の遺産を軍部の思惑やビジネスなどに絡めたプロットでぐいぐいと引っ張られて、二ヶ月もの間楽しませてもらった。
600ページの本で1008円とは本当に安い。
自分には楽しい時間だった。