11月中旬、豊田市小原地区へ行って四季桜をみてきた。以前訪ねてから10年以上たっている。四季桜や紅葉の本数が増えて見事な景観をあちこちで見ることができる。
ここ小原地区では四季桜とよんでいるが、年中咲いているのではなく春と秋に花をつける。花は小ぶりで華やかさには欠けるが花期は長い。花の量は春は少なく秋に多くて10月から12月まで見ることができる。 時期はずれに咲き続ける四季桜は他に、不断桜、冬桜、寒桜などの別名を持つ。
四季桜はマメザクラとエドヒガンの交雑種で小原地区では、江戸時代、一人の医師が苗を植えたのが最初だそうだ。それが今では地区のシンボルになり、名所にしようと「地区の木」選定され保護増殖がはかられ、今では8000本あるとのこと。
お馴染みのソメイヨシノより花は小さく、色もピンクが濃い。遠くにたくさん植えられている様子は春の花霞と同じように見える。その中に赤い紅葉が点在している様子は確かに美しい。でも何か変。 長い間の習慣で桜は春、これから暖かい季節がくると脳が戸惑っているかも知れない。・・・冬の風の中の桜は美しいが喜びがない。
しかし小原地区には多くの観光客が押し寄せている。観光バスのナンバーを確かめると、富山、岡山、大阪など遠方である。人々はきれい、素敵など言いつつ携帯で写真を撮ている。和紙だけより人集めには効果があると思う。小原地区の地域おこしの選択は成功したと思う。しかし、わたしは小原村が豊田市に吸収された事とともに、秋に満開の桜にもイマイチ馴染めなかった。
モミジ・さくら艶を競いし屏風かな
ここ小原地区では四季桜とよんでいるが、年中咲いているのではなく春と秋に花をつける。花は小ぶりで華やかさには欠けるが花期は長い。花の量は春は少なく秋に多くて10月から12月まで見ることができる。 時期はずれに咲き続ける四季桜は他に、不断桜、冬桜、寒桜などの別名を持つ。
四季桜はマメザクラとエドヒガンの交雑種で小原地区では、江戸時代、一人の医師が苗を植えたのが最初だそうだ。それが今では地区のシンボルになり、名所にしようと「地区の木」選定され保護増殖がはかられ、今では8000本あるとのこと。
お馴染みのソメイヨシノより花は小さく、色もピンクが濃い。遠くにたくさん植えられている様子は春の花霞と同じように見える。その中に赤い紅葉が点在している様子は確かに美しい。でも何か変。 長い間の習慣で桜は春、これから暖かい季節がくると脳が戸惑っているかも知れない。・・・冬の風の中の桜は美しいが喜びがない。
しかし小原地区には多くの観光客が押し寄せている。観光バスのナンバーを確かめると、富山、岡山、大阪など遠方である。人々はきれい、素敵など言いつつ携帯で写真を撮ている。和紙だけより人集めには効果があると思う。小原地区の地域おこしの選択は成功したと思う。しかし、わたしは小原村が豊田市に吸収された事とともに、秋に満開の桜にもイマイチ馴染めなかった。
モミジ・さくら艶を競いし屏風かな