575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

「火病」   遅足

2008年11月27日 | Weblog
韓国の朝鮮日報を読んでいたら「火病」というコトバが。
記事には、こう書かれていました。

   

酒癖の悪いに20年間も耐え続けてきたある女性は
最近、激しい体の痛みに悩まされている。
昔に戻ってその悔しい思いを取り消すことはできないため、
怒りはさらに込み上げてきた。

これが「怒りを抑えてかかる病気‐火病」

火病についての体系的な研究が始まったのは、1970年代後半から。
米国精神科協会は、火病を「韓国人だけに現れる特異な現象であり、
一種の精神疾患と考えられる」として「文化結合症候群」のリストに登載。

この病気の専門家は、「火病は女性、特に中年以降の女性に多く現れる疾患。
夫との対立、嫁ぎ先の家族などとの対立、金銭問題などが、
不安感を抱かせ、火病を発症させる最大の原因だ」と指摘。

また、火病を治すために最も大事なことは「話を聞くこと」
相手の話を聞いてあげるだけでも怒りやストレスを鎮められると
と説明している。

      

火病とはなんとも巧みな表現ですね。特効薬はですね。











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号泣   麗

2008年11月27日 | Weblog
先日、ある小説を読んで号泣してしまいました。

その小説は重松清の「その日のまえに」(文春文庫)

短編集なのですがそれぞれの作品が最後にはつながります。
テーマは家族の死。その日というのは妻が亡くなる日なのです。

明日も続くと信じているこの日常が
いつか途切れるという現実を受け入れていく様子に
涙を押さえることができませんでした。
帰宅した夫は私の泣き顔にびっくり。

私は母親が病気がちだったので、この手の作品には弱いのですが
久しぶりに本を読んで思いっきり泣きました。
泣いたあとはなぜかすっきり。本を読んで号泣出来る自分が少し嬉しくもあり。。
複雑な一夜でした。そして家族に優しくしようと思った一瞬でした。

コメント (1)
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