前回の報告から、3ヵ月のご無沙汰でした。
「はじめての短歌」の講座も回を追うごとに充実。
受講生の眼差しはますます真剣になり、作品の内容も向上してきました。
私めはすっかり蚊帳の外。ロートルなんてと、おいてけぼりです。
オープンカレッジの俳句講座も活気いっぱいの様子。うかうかしてはおられません。
題詠の題は「動」に続いて「作」「停」から。先生のお作です。
「作」 心とはあんなかたちか作るにはむづかしそうな秋雲がゆく
「停」 通過駅なのか満員だったのか秋はわたしに停まることなく
「飾」 飾りだったはずがいつしか本体となりわたしがなくなる紅葉
「掛」 いつ見ても二時半をさすほのぼのとかなしき時計掛けている店
「買」 買ひもの袋に葱挿しているひと増えてなにかが澄んでゆく気配来る
「売」 火星の土地を三千円で売っている星に土地もつことなくて冬
「走」 化粧の匂ひや解消されないストレスや花束とともに終電車へ走る
「はじめての短歌」の講座も回を追うごとに充実。
受講生の眼差しはますます真剣になり、作品の内容も向上してきました。
私めはすっかり蚊帳の外。ロートルなんてと、おいてけぼりです。
オープンカレッジの俳句講座も活気いっぱいの様子。うかうかしてはおられません。
題詠の題は「動」に続いて「作」「停」から。先生のお作です。
「作」 心とはあんなかたちか作るにはむづかしそうな秋雲がゆく
「停」 通過駅なのか満員だったのか秋はわたしに停まることなく
「飾」 飾りだったはずがいつしか本体となりわたしがなくなる紅葉
「掛」 いつ見ても二時半をさすほのぼのとかなしき時計掛けている店
「買」 買ひもの袋に葱挿しているひと増えてなにかが澄んでゆく気配来る
「売」 火星の土地を三千円で売っている星に土地もつことなくて冬
「走」 化粧の匂ひや解消されないストレスや花束とともに終電車へ走る