575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

踊りより先ずは夜店へ浴衣の子 立雄

2011年07月30日 | Weblog
盆踊りには夜店がつきもの。子供たちには、珍しいものが一杯。
この子は、どの夜店に駆け込んだのでしょう?

まんがのキャラクターのお面でしょうか?
金魚掬いでしょうか?
(金魚を掬う紙が、すぐに破れてしまって悔しい思いをしました)
綿菓子などの食べ物かな?

夜店は、露天商のみなさんの大切な稼ぎの場。
どこの場所に店を出すのか?どの位の場所をとるのか?
これが稼ぎを大きく左右します。

昔、お祭りを中継するために、夜店とならんで
テレビカメラを置かせてもらいましたが、
お酒をもって挨拶に行った記憶があります。
どなたかの売り上げの邪魔をしてしまったのでしょうね。

子供たちの遊びも、大きく変わってきています。
夜店で売れるものも、時代を反映して変わっているのでしょう。
人と人との触れ合いが夜店の魅力。
子供たちには、日常とは一味違った魅力に満ちているのでしょうね。

作者は、自分の子供の様子を詠ったとのこと。
また、自分の子供時代を重ねて読みとった方もいました。

                          遅足
コメント
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